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1部リーグ 第3節 20210419日()ビックカメラ高崎 VS 大垣 ミナモ

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RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【ミナモ】サラ・パウリー
敗戦投手【BIC】藤田倭
打撃成績 【ミナモ】《本》リサ・モールデン、伊藤梨里花《二》内田小百合
【BIC】《本》山本優、藤田倭
バッテリー
ミナモ中山日菜子、金丸侑志帆、○サラ・パウリー-長井美侑、田立梨子、長井美侑
BIC●藤田倭、勝股美咲-我妻悠香

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打

 大会初日(4月17日/土)が雨天中止・順延となり、予備日(4月19日/月)に順延された「第54回日本女子ソフトボールリーグ」1部第3節高崎大会は、この日の第2試合、「ホーム」で今節「連勝」を狙い、この試合に勝てば、唯一「1敗」を守り、「単独首位」に立つ4勝1敗のビックカメラ高崎 BEE QUEENと、前日(4月18日/日)の伊予銀行 VERTZ戦は2本の本塁打を浴び、0-3の完封負け。開幕から5試合でわずか2得点、チーム打率も1割を切るような状態と、深刻な「打撃不振」に陥っている通算成績1勝4敗の大垣 ミナモが対戦した。

 先攻の大垣 ミナモは初回、BEE QUEEN・先発の藤田倭の立ち上がりを果敢に攻め、1番・内田小百合がいきなりの二塁打。連続四球で無死満塁とし、4番・リサ・モールデンが満塁ホームラン! ここまで5試合でわずか2点しか挙げることのできなかった打線が、日本を代表する「好投手」に突如牙を剥き、強烈な「先制パンチ」を浴びせ、大量4点を先制した。

 しかし……3連覇を狙う「王者」BEE QUEENも黙ってはいない。2回裏、大垣 ミナモ・先発の中山日菜子をとらえ、この回先頭の4番・山本優がソロホームラン! 「日本リーグ通算本塁打歴代1位」に躍り出る通算46本目の本塁打を放ち、反撃の口火を切ると、死球の走者を一塁に置き、6番・藤田倭がツーランホームラン! 自らの大量失点を挽回する「移籍後初」の本塁打で1点差に詰め寄ると、続く3回裏には、2番手・金丸侑志帆に代わり、この回から登板した大垣 ミナモの「エース」サラ・パウリーを攻め、1番・市口侑果の安打、犠打、ワイルドピッチで一死三塁とし、3番・内藤実穂のセカンドゴロの間に三塁走者が生還。「王者」の意地とプライドを感じさせる「貫禄」の攻撃でアッという間に4-4の同点に追いついた。

(※4点差を追うBEE QUEENは2回裏、3回裏の怒涛の攻撃で4点差を追いつく!)

 4-4の同点のまま、迎えた最終回、大垣 ミナモは再出場した7番・伊藤梨里花が「値千金」の勝ち越しのソロホームラン! 「ルーキー」が大仕事をやってのけ、再びリードを奪うと、一死一塁の場面で先発・藤田倭に代わり、登板した勝股美咲から相手守備の乱れと連続四死球の押し出しで決定的な追加点を挙げ、2点のリードを奪った。


 その裏、3回からロングリリーフとなった「エース」サラ・パウリーが先頭打者に安打を許したものの、落ち着いて後続を断ち、6-4で逃げ切り、2勝目。通算成績2勝4敗ではあるものの、その「2勝」がこの10年、ちょうど5回ずつ「日本リーグ優勝」を分け合ってきたビックカメラ高崎 BEE QUEEN、トヨタ自動車 レッドテリアーズという「優勝争いの常連」「2強」を倒してのものだけに価値がある。今後も強い相手にこそ牙を剥く「ジャイアントキリング」でさらにリーグを面白くしてくれることを期待したい。

  敗れたBEE QUEENは2敗目。いきなり初回に4点のビハインドを背負い、そこからの追撃は「王者の貫禄」を感じさせるものではあったのだが……。これで「1敗」のチームもなくなり、4勝2敗の「同率首位」に5チームが並ぶという稀に見る「大混戦」となってきた。

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