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1部リーグ 第1節 20210403日()トヨタ自動車 VS 日本精工

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RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【トヨタ】後藤希友
敗戦投手【日本精工】中村美樹
打撃成績 【日本精工】《本》久保和咲
【トヨタ】《二》渥美万奈、下山絵理
バッテリー
日本精工●中村美樹-重石華子
トヨタ○後藤希友-切石結女

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打

 いよいよ「開幕」を迎えた「第54回日本女子ソフトボールリーグ」1部は、第1節を栃木県宇都宮市・兵庫県尼崎市・鹿児島県出水市の3会場で開催。宇都宮大会の第1日第1試合は、コロナ禍で「半分」に短縮されてしまった昨シーズン、レギュラーシーズンを10勝1敗の「1位」で駆け抜けながら、「王座奪還」を狙った決勝トーナメントで連敗。2年連続の3位に終わったトヨタ自動車 レッドテリアーズと、2勝9敗の11位、ギリギリのところで「1部残留」を果たした日本精工 Brave Beariesが対戦した。
 
 先攻のBrave Beariesは初回、レッドテリアーズの先発・後藤希友の立ち上がりを攻め、1番・黒木美佳が初球を叩き、三遊間を破る安打で出塁。2番・西岡彩乃が手堅く送り、得点圏に走者を進めると、3番・沢柚紀のショートへの当たりが「名手」渥美万奈の目前でイレギュラー(記録は安打)、これをはじく間に二塁走者が一気にホームイン。Brave Beariesが1点を先制した。
 
 1点を先制したBrave Beariesは続く2回表にも、この回先頭の6番・久保和咲が「完璧」な当たりでセンター頭上をはるかに越えるソロホームラン。2点差にリードを広げた。

(※Brave Beariesは2回表、久保和咲の豪快な一発で2点目!)

 2点を追うレッドテリアーズは5回裏、ここまで無得点に抑えられていたBrave Beariesの先発・中村美樹をようやくとらえ、この回先頭の7番・渥美万奈がセンター頭上を襲う打球を放ち、センター・上原依万里が追いつき、好捕したかに見えたが……惜しくもグラブからこぼれ落ち、二塁打。次打者の犠打で走者が三塁へ進み、代打・峰幸代のレフトへの犠牲フライで三塁走者を迎え入れ、1点差に迫った。

 レッドテリアーズは土壇場の最終回、6番・下山絵理が左中間をライナーで切り裂く二塁打。開幕スタメンに抜擢された「ルーキー」が一打同点のチャンスを作ると、次打者のセカンドゴロの間に三塁へ進塁。8番・長谷場陽香のレフト頭上を襲うライナーで三塁走者がタッチアップからホームイン。2-2の同点に追いつき、延長タイブレークに持ち込んだ。

 延長8回は両チーム1点ずつを取り合い、迎えた9回表、Brave Beariesはタイブレークの走者を進められず、二死後、故意四球で一・二塁としたものの、後続がレフトファウルフライに倒れ、得点できず。
 レッドテリアーズはその裏、犠打でタイブレークの走者を三塁へ進め、8番・長谷川陽香が詰まりながらも「執念」でセンター前に落とし、劇的なサヨナラ! 粘るBrave Beariesを振り切り、開幕戦を勝利で飾った。

(※レッドテリアーズは延長9回裏、長谷部陽香が劇的なサヨナラ安打を放つ!)

 「開幕投手」に抜擢されたレッドテリアーズの「五輪候補選手」後藤希友は、序盤先制を許す苦しい試合展開となりながらも尻上がりに調子を上げ、3失点の完投。コンスタントに110km/h以上を記録する快速球で金属バットをへし折る場面も。立ち上がりに課題は残ったものの、9奪三振の力投で「大器」の片鱗を見せてくれた。

 敗れたBrave Beariesも戸田中央総合病院 メディックスから移籍してきた中村美樹が「優勝争いの常連」レッドテリアーズを相手に力投。緩急を巧みに使ったピッチングで「勝利目前」までいったのだが……最終回に追いつかれ、延長タイブレークで力尽きたが、今後に期待がもてる投球内容を見せてくれた。

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