※本コンテンツは2021年度シーズン終了時点の表示です。最新ページはこちら

1部リーグ 決勝トーナメント 20201107日()豊田自動織機 VS デンソー

0 seconds of 1 hour, 58 minutes, 42 secondsVolume 90%
Press shift question mark to access a list of keyboard shortcuts
00:00
00:00
1:58:42
 
RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【豊田織機】ダラス・エスコベド
敗戦投手【デンソー】カーリー・フーバー
打撃成績 【デンソー】《本》吉田彩夏
【豊田織機】《本》洲鎌夏子《三》金江爽友《二》江口未来子、中森菜摘、大平あい
バッテリー
デンソー●カーリー・フーバー、メーガン・グッド-吉松梨乃、小島あみ
豊田織機○ダラス・エスコベド-チェルシー・グッドエーカー

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打

 「第53回日本女子ソフトボールリーグ」1部決勝トーナメント・第1日第1試合は、「エース」ダラス・エスコベドの「大車輪」の活躍で7勝4敗のリーグ戦4位で決勝トーナメント進出を果たした豊田自動織機 シャイニングベガと、通算成績6勝5敗、最終節の「大逆転」で今シーズンから「増枠」(上位4チーム→上位5チームに出場枠を増枠)された「5位」に滑り込み、7年ぶりに決勝トーナメントの舞台に駒を進めてきたデンソー ブライトペガサスが対戦した。
 
 決勝トーナメントは、上位チームに先攻・後攻の選択権が与えられるため、リーグ戦4位の豊田自動織機 シャイニングベガが「後攻」を選択。デンソー ブライトペガサスの「先攻」で試合がはじまった。
 
 リーグ戦1位・2位のチームは一度敗れても「敗者復活戦」に回る権利を有しているが、3位以下のチームは文字通り「負ければ終わり」の「一発勝負」。この4位・5位の対戦も敗れれば、その時点でトーナメントから姿を消すという過酷な「サバイバルゲーム」。シャイニングベガはダラス・エスコベド、ブライトペガサスはカーリー・フーバー、両エースが先発。ともに「負けられない」試合となった。

 両チーム無得点で迎えた3回表、ブライトペガサスはこの回先頭の8番・吉松梨乃が二遊間を破る安打で出塁。二死後、テンポラリーランナーとなった1番・釼持祐衣が二塁盗塁を成功させ、得点圏に走者を進めると、2番・吉田彩夏が右中間へ運ぶ先制のツーランホームラン! ブライトペガサスが2点を先制した。

(※ブライトペガサスは3回表、吉田彩夏のツーランホームランで2点を先制!)

 2点を先制されたシャイニングベガはその裏、この回先頭の7番・田井亜加音がチーム初安打となるショート内野安打で出塁。犠打、キャッチャーファウルフライで二死二塁となった後、1番・江口未来子がセンターへエンタイトルツーベースを放ち、1点を返した。

 1点差に詰め寄られたブライトペガサスはその直後の4回表、4番・川畑瞳の二遊間安打、犠打で走者を二塁へ進め、ライトファウルフライの間に二塁走者がタッチアップから三塁へ進塁。7番・メーガン・グッドが四球で歩き、一・三塁とチャンスを広げると、ダブルスチールを仕掛けて揺さぶり、これが見事に決まり3点目。3-1と再び2点差にリードを広げた。

 シャイニングベガはその裏、3番・洲鎌夏子が左中間スタンドへ運ぶソロホームランを放ち、1点差。さらに4番・中川彩音のレフト前ヒット、ワイルドピッチで無死二塁とし、5番・中森菜摘の左中間二塁打で3-3の同点。ここでブライトペガサスベンチが動き、DP・メーガン・グッドがピッチャーの守備を兼務し、登板。三振、セカンドゴロで二死三塁となった後、8番・金江爽友がレフト線へタイムリースリーベースを放ち、三塁走者を迎え入れ、4-3と逆転! この試合初めてのリードを奪うと、続く9番・大平あいにもセンター頭上を越すタイムリーツーベースが飛び出し、5-3とリードを広げた。
 シャイニングベガ打線はMAX120km/h近い球速を誇り、打者の手元で鋭く変化する球種を有するカーリー・フーバー、メーガン・グッド両投手に対し、決して大振りせず、しっかりとタイミングを合わせ、巧みで正確なミートに徹する打撃で大量4点を奪い、逆転に成功した。

(※シャイニングベガは4回裏、洲鎌夏子の本塁打を含む5本の長短打を集中し、大量4点を挙げ、一気に逆転!)

 2点のリードをもらったシャイニングベガの「エース」ダラス・エスコベドが5回以降は懸命の反撃を試みるブライトペガサス打線をわずか1安打に抑え込み、得点を許さず、5-3で逃げ切り。「サバイバルゲーム」を生き残り、第3試合でリーグ戦3位のHonda Revertaと対戦することになった。

 敗れたブライトペガサスは5位で終戦。吉田彩夏のツーランホームランで先制し、常にリードを奪う試合展開で主導権を握ったかに見えたが……MAX120km近い球速を誇るカーリー・フーバー、メーガン・グッドの「二枚看板」がシャイニングベガ打線につかまり、リードを守れず逆転負け。5位からの「下克上」はならず、初戦で姿を消した。

1697
2020
11
7
11
07
SCORE BOARD
日(

    OFFICIAL PARTNERS / SUPPLIERS

    mizuno     セレスポ
    prtimes

    RELATED ORGANIZATION

    本事業は競技強化支援事業助成金を受けて実施しております。
    pc