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1部リーグ 第9節 2020年10月17日(土)ビックカメラ高崎 VS デンソー
後攻
ビックカメラ高崎
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | | R |
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デンソー | | | | | | | | | | | | | | | |
BIC | | | | | | | | | | | | | | | |
2020年10月17日(土) 13:00 マドンナスタジアム
先攻
デンソー
RESULT | REPORT |
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責任投手 / 打撃成績 |
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勝利投手 | 【BIC】濱村ゆかり | 敗戦投手 | 【デンソー】メーガン・グッド | 打撃成績 | 【デンソー】 | 【BIC】《本》山内早織 |
バッテリー |
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デンソー | カーリー・フーバー、●メーガン・グッド、カーリー・フーバー-小島あみ、吉松梨乃 | BIC | ○濱村ゆかり、勝股美咲-我妻悠香 |
《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打 | 「第53回日本女子ソフトボールリーグ」1部第9節松山大会・第1日第1試合は、あいにくの雨のため、試合開始時刻を10:30から13:00遅らせ、名古屋大会・尼崎大会が雨天順延となる中、何とか試合開始にこぎつけた。
この試合も新型コロナウイルス感染拡大防止のため、「リモートマッチ」(無観客試合)で行われ、「エース」上野由岐子に「復調」の兆しが見え、今シーズンから「キャプテン」に就任した内藤実穂が第8節を終え、打率5割で打撃ランキング1位。「主砲」山本優にも「日本リーグ通算本塁打歴代1位」となる45本目の本塁打が飛び出す等、「連覇」へ向け、通算成績5勝2敗の「同率2位」の好位置につけるビックカメラ高崎 BEE QUEENと、ここまで3勝4敗の7位。MAX120km/h近い球速を誇る「パワーピッチャー」カーリー・フーバーとメーガン・グッドを揃え、残り4試合で「逆転」の「決勝トーナメント進出」に望みをつなげるためにも「勝つしかない!」デンソー ブライトペガサスが対戦した。
今シーズンは新型コロナウイルスの影響で前半戦が中止となってしまい、例年のシーズンの半分の試合数(各チーム2回総当たり22試合→後半戦のみの11試合に短縮された)となってしまったため、試合前に先攻・後攻をコイントスで決定(例年は2回総当たりのため、先攻・後攻を入れ替える形で2回対戦していた)され、ブライトペガサスの先攻で試合が開始された。
BEEQ UEENの先発は濱村ゆかり。ここまで「2勝」を挙げ、チームの「稼ぎ頭」となっている濱村ゆかりは、その立ち上がり、バント安打の走者を許したものの、出塁した走者の盗塁を「女房役」我妻悠香が阻止。結果的に三人で攻撃を終了する滑り出しを見せた。
初回、無得点に終わったブライトペガサスはその裏、守備につくと同時に「6番・DP」に入っていたメーガン・グッドがFP・ピッチャーのカーリー・フーバーの守備を兼務。「実質的な先発投手」となった。
両チーム無得点で迎えた2回裏、BEE QUEENはそのメーガン・グッドをとらえ、簡単に二死となった後、この試合、「7番・DP」にスタメン起用された山内早織がワンストライクからの2球目をとらえ、センター頭上を越えるソロホームラン! 高めの威力あるボールにまったく力負けせず、スタンドまで運ぶ「パワー」を見せ、先取点を挙げた。
(※BEE QUEENは2回裏、山内早織のソロホームランで1点を先制!)
BEE QUEENは続く3回裏にも、この回先頭の9番・工藤環奈がしぶとく二遊間を破る安打で出塁。1番・大工谷真波が四球を選び、無死一・二塁とチャンスを広げ、2番・糟谷舞乃の送りバントは三塁フォースアウトとなってしまったものの、三塁ベースカバーに入ったショート・吉田彩夏の併殺を焦った一塁送球が悪送球となり、一死一・三塁。一塁走者が盗塁し、二・三塁とした後、3番・市口侑果がスクイズを決め、三塁走者が生還。貴重な追加点を挙げ、2-0とリードを広げた。
BEE QUEENの先発・濱村ゆかりの前に、3回まで無得点に抑えられていたブライトペガサスは4回表、この回先頭の1番・釼持祐衣がレフト前ヒットで出塁。次打者の送りバントはBEE QUEENのバントシフトの「網」にかかり、一塁走者が二塁フォースアウトとなった後、3番・田中真紀子が粘って四球を選び、一死一・二塁とし、4番・川畑瞳の二遊間安打で続き満塁。「一打同点」「長打が出れば逆転」の場面を作ったが……後続がセカンドフライ、見逃し三振に倒れ、無得点。チャンスを活かすことができなかった。
BEE QUEENは5回表から前節(第8節)のSGホールディングス ギャラクシースターズ戦で2回途中から「ロングリリーフ」し、今シーズン「初勝利」を挙げた勝股美咲を投入。ブライトペガサス打線に得点を許さず、3イニングを無失点に抑え、2-0で逃げ切り、2勝目。チームも通算成績6勝2敗と星を伸ばし、「連覇」を狙える「好位置」をしっかりとキープしている。
敗れたブライトペガサスは3勝5敗。BEE QUEENの濱村ゆかり、勝股美咲とつなぐ投手リレーの前に散発4安打と打線が沈黙。0-2の完封負けを喫し、7年ぶりの「決勝トーナメント進出」が大きく遠のく痛い星を落としてしまった。
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