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1部リーグ 第9節 20201019日()太陽誘電 VS 日本精工

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RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【太陽誘電】尾﨑望良
敗戦投手【日本精工】藤嶋涼菜
打撃成績 【日本精工】 
【太陽誘電】 
バッテリー
日本精工●藤嶋涼菜-鬼澤麻純
太陽誘電藤田倭、○尾﨑望良-佐藤みなみ

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打

 雨のため、初日(10月17日/土)に予定されていた試合が、この予備日(10月19日/月)に順延された「第53回日本女子ソフトボールリーグ」1部第9節名古屋大会・第3日第1試合は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、「リモートマッチ」(無観客試合)で行われ、通算成績2勝6敗で3チーム並びの暫定順位「同率10位」と後がない日本精工 Brave Beariesと、ここまで5勝3敗の暫定順位「同率4位」。まだ「決勝トーナメント進出圏内」に位置しているものの、ここで確実に勝ち星を積み上げ、その座を「盤石」なものとしたい太陽誘電 ソルフィーユが対戦した。

 今シーズンは新型コロナウイルスの影響で前半戦が中止となってしまい、例年のシーズンの半分の試合数(各チーム2回総当たり22試合→後半戦のみの11試合に短縮された)となってしまったため、試合前に先攻・後攻をコイントスで決定(例年は2回総当たりのため、先攻・後攻を入れ替える形で2回対戦していた)され、Brave Beariesの先攻で試合が開始された。

 ソルフィーユは初回の守りにつくと同時にDP・尾﨑望良がピッチャー・藤田倭の守備を兼務。その尾﨑望良は先頭打者・穐山奈央にいきなり四球を与えてしまい、2番・沢柚妃のピッチャーを強襲し、二塁ベース付近に転がる安打で無死一・二塁と攻め立てられたが、後続を三者連続の空振り三振に斬って取り、無失点でこのピンチを脱した。

 ソルフィーユはその裏、Brave Bearies・先発の藤嶋涼菜から1番・川村莉沙がセンター前にクリーンヒット。しかし、後続がピッチャーゴロ、6-4-3とわたるダブルプレーに倒れ、こちらも無得点に終わった。

 ソルフィーユはその後も、2回裏に一死満塁、3回裏、4回裏には二死一・二塁と毎回のように得点圏に走者を進めながら無得点。両チームとも得点を挙げることができないまま、試合は終盤を迎えた。

 ソルフィーユは6回裏、この回先頭の6番・佐藤みなみが10球粘った末に四球を選び、出塁すると、7番・青木千春のセンター前ヒット、8番・尾﨑望良のサード内野安打で無死満塁と攻め立て、9番・山本晴香の三遊間を襲う打球をショート・松田愛実がよく追いつき、懸命に本塁へ送球したが間に合わず(記録はフィルダースチョイス)、待望の先取点。続く1番・川村莉沙もショートゴロ、この本塁送球が逸れ、キャッチャーの足が離れてしまい、三塁走者が還り、2点目。ソルフィーユがこの回2点を先制した。

(※ソルフィーユは6回裏、無死満塁からフィルダースチョイスと相手守備の乱れで2点を先制!)

 Brave Beariesは、ソルフィーユの「実質的な先発投手」となった左腕・尾﨑望良を打ちあぐみ、6回まで14三振と「三振の山」を築いていたが、最終回にようやく反撃。四球、安打で無死一・二塁とすると、6番・中村白がレフト線ギリギリに落とすタイムリーを放ち、二塁走者が一気に生還。なお無死一・二塁のチャンスが続き、7番・西岡彩乃のファーストゴロの間に走者がそれぞれ進塁。一死二・三塁の「一打逆転」の場面を作ったが……後続が連続三振。あと一歩及ばす、1点に泣いた。

(※Brave Beariesは最終回、1点を返し、なお「一打逆転」の場面を作ったが……)

 勝ったソルフィーユは6勝3敗で「単独4位」。苦しみながらも左腕・尾﨑望良の16三振を奪う力投もあり、粘るBrave Beariesを振り切り、2年ぶりの「決勝トーナメント進出」を大きく引き寄せる貴重な白星を挙げた。

 敗れたBrave Beariesは2勝7敗の「同率11位」。この試合も最終回、1点差まで迫ったのだが……あと一歩及ばず。依然として、「2部リーグ降格」の危機的状況から抜け出せずにいる。

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