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1部リーグ 第7節 2019年09月22日(日)トヨタ自動車 VS 豊田自動織機
後攻

トヨタ自動車
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | | R |
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豊田織機 | | | | | | | | | | | | | | | |
トヨタ | | | | | | | | | | | | | | | |
2019年09月22日(日) 13:00 旭川ドリームスタジアム
先攻

豊田自動織機
RESULT | REPORT |
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責任投手 / 打撃成績 |
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勝利投手 | 【豊田織機】ダラス・エスコベド | 敗戦投手 | 【トヨタ】モニカ・アボット | 打撃成績 | 【豊田織機】《二》田井亜加音 | 【トヨタ】 |
バッテリー |
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豊田織機 | ○ダラス・エスコベド-椛山奈々 | トヨタ | ●モニカ・アボット-峰幸代 |
《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打 | 「第52回日本女子ソフトボールリーグ」1部第7節北海道大会・第2日第2試合は、通算成績9勝5敗の同率4位、「連覇」を狙うためにも「決勝トーナメント進出圏内」を是が非でもキープしておきたいトヨタ自動車 レッドテリアーズと、同じく9勝5敗の同率4位、後半戦再開後、すべて完封勝ちで3連勝。「決勝トーナメント進出圏内」まで順位を上げてきた「絶好調」の豊田自動織機 シャイニングベガが対戦した。
レッドテリアーズは「絶対的エース」モニカ・アボット、シャイニングベガも後半戦調子を上げ、「3試合連続完封」継続中のダラス・エスコベドが先発。序盤3回は両チーム無得点のまま、試合が進んだ。
試合が動いたのは4回表、シャイニングベガは1番・カースティ・メリットが四球を選び、出塁。2番・江口未来子が手堅く送り、3番・洲鎌夏子がライト前ヒットでつなぎ、一死一・三塁とチャンスを広げ、4番・佐藤光紗の高いバウンドで転がるファーストゴロの間に三塁走者が還り、まず1点を先制。なお二死二塁のチャンスが続き、5番・中森菜摘がスリーボール・ノーストライクからストライクを取りにきた投球を見逃さず、三遊間を破るタイムリー。前進守備のレフトからの本塁返球をかいくぐり、二塁走者・洲鎌夏子が生還。「難攻不落」のモニカ・アボットから2点を先制した。
(※シャイニングベガは4回表、レッドテリアーズの「絶対的エース」モニカ・アボットを攻略し、2点を先制!)
シャイニングベガは終盤7回表にも、この回先頭の5番・中森菜摘が一・二塁間を抜く安打で出塁。次打者のピッチャーゴロの間に二塁へ進み、「代打」として再出場した7番・田井亜加音がセンター頭上を越えるタイムリーツーベースを放ち、ダメ押しの3点目。レッドテリアーズの息の根を止めた。
レッドテリアーズはその裏、この回先頭の8番・渥美万奈がストレートのフォアボールで出塁。二死後、2番・アリー・アギュラーがセンター前ヒットを放ち、一・二塁とし、「ホームランが出れば同点」の場面を作ったが……「奇跡」は起こらず、力投を続けるダラス・エスコベドの前に最後の打者が空振り三振に倒れ、ゲームセット。3-0でシャイニングベガが完封勝利を収めた。
(※レッドテリアーズは最終回、渥美万奈の四球、アリー・アギュラーの安打等で「ホームランが出れば同点」の場面を作ったが……)
勝ったシャイニングベガは後半戦再開後、4連勝。メキシコの「東京2020オリンピック出場権獲得」「アメリカ大陸予選1位通過」の原動力となった「現役メキシコ代表のエース」ダラス・エスコベドが、その「勢い」そのままにシャイニングベガでも4試合連続の完封勝利。通算成績10勝5敗の4位とし、ついに「決勝トーナメント進出圏内」に浮上した。
敗れた「王者」レッドテリアーズは9勝6敗の同率5位と決勝トーナメント進出「圏外」に順位を落とし、「連覇」どころか、2009年から続いている「決勝トーナメント進出」の権利を手にすることができるかどうか……を心配しなければならない状況に追い込まれた。
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