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1部リーグ 第2節 2019年04月28日(日)伊予銀行 VS デンソー
後攻

伊予銀行
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | | R |
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デンソー | | | | | | | | | | | | | | | |
伊予銀行 | | | | | | | | | | | | | | | |
2019年04月28日(日) 13:05 太田市運動公園野球場
先攻

デンソー
RESULT | REPORT |
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責任投手 / 打撃成績 |
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勝利投手 | 【デンソー】カーリー・フーバー | 敗戦投手 | 【伊予銀行】山口清楓 | 打撃成績 | 【デンソー】《本》田中真紀子 | 【伊予銀行】《本》若林舞《三》松成あゆみ《二》樋口菜美 |
バッテリー |
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デンソー | 辰巳舞衣、原奈々、○カーリー・フーバー-山澤葵 | 伊予銀行 | ●山口清楓-二宮はな、若林舞 |
《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打 | 「第52回日本女子ソフトボールリーグ」1部第2節太田大会、第2日第2試合は、開幕戦に快勝した後、3連敗と元気のない伊予銀行 VERTZと、開幕から「無傷」の4連勝、太陽誘電 ソルフィーユと並び「同率首位」に立つデンソー ブライトペガサスが対戦した。
先攻のブライトペガサスは初回、VERTZ・先発の山口清楓の立ち上がりをとらえ、1番・松木瑛里が右中間へ安打を放ち、出塁。一死後、一塁走者が二塁盗塁を仕掛け、揺さぶりをかけると、これがキャッチャーの悪送球を誘い、三塁まで進塁(記録は二塁盗塁と悪送球(失策)による三塁進塁)。ここで「女子TOP日本代表」にも名を連ねる「実力者」、3番・川畑瞳が二遊間を破る安打を放ち、三塁走者を迎え入れ、先制。さらに4番・田中真紀子もセンター前に運び、一塁走者・川畑瞳が躊躇なく三塁を陥れ、その送球間に打った田中真紀子も二塁まで進塁。一死二・三塁と攻め立て、二死後、6番・吉松梨乃が二遊間をしぶとく破るタイムリーを放ち、2点を追加。昨年、「新人賞」(野手部門)を受賞した「期待の若手」がベンチの期待に応える活躍を見せ、初回に3点を先制した。
しかし、その裏、前回の登板で「完全試合」を達成した辰巳舞衣がいきなり「イリーガルピッチ」(不正投球)の宣告を受けてしまう。先頭打者に二度の「イリーガルピッチ」もあり、四球を与えると、さらに次打者への2球目が「イリーガルピッチ」となり、走者が二塁へ進塁。さらに送りバントで三塁へ進み、二死後、ワイルドピッチで三塁走者が生還。VERTZが「ノーヒット」で1点を返した。
VERTZは続く2回裏、一死から6番・飯田瑞稀がセンター前ヒットで出塁。続く7番・浅石彩菜が四球で歩き、8番・若林舞がセンター頭上を越える逆転スリーラン! 一気に試合をひっくり返した。
(※VERTZは若林舞の「起死回生」の一発で逆転に成功!)
2回以降、立ち直ったVERTZ・山口清楓に無得点に抑えられていたブライトペガサスは終盤6回表、この回先頭の4番・田中真紀子がセンターへ同点のソロホームラン。「頼れるキャプテン」の一発で4-4の同点に追いつき、試合はそのまま延長タイブレーカーへともつれ込んだ。
8回に1点ずつを取り合い、迎えた9回表、ブライトペガサスは内野ゴロの間にタイブレーカーの走者が三塁へ進塁。ここで9番・山根すずかが「執念」でセンター前に落とす決勝のタイムリー。1点を勝ち越し、6-5で粘るVERTZを振り切り、開幕からの連勝を「5」に伸ばした。
(※ブライトペガサスは延長9回表、山根すずかが「執念」の決勝タイムリーを放つ!)
敗れたVERTZは1勝4敗。開幕戦に快勝した後、4連敗と勝利をつかめずにいる。試合内容は決して悪くなく、この試合でも3点を先制されながら一度は試合をひっくり返し、延長でも8回裏には、同点に追いつき、なお無死三塁というチャンスもあった。「ここ一番」の勝負どころで勝ち切れず、惜しい試合を落としてはいるが、その差はまさに「紙一重」。第3節以降の巻き返しを期待したいところだ。
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