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1部リーグ 第8節 20181007日()シオノギ製薬 VS ビックカメラ高崎

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RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【BIC】上野由岐子
敗戦投手【シオノギ】千葉咲実
打撃成績 【BIC】《本》森さやか《二》我妻悠香
【シオノギ】《二》數原顕子、谷本奈々
バッテリー
BIC○上野由岐子、勝股美咲、上野由岐子-我妻悠香
シオノギ●千葉咲実、池田美樹、重藤恵理佳-竹林綾香

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打

 「第51回日本女子ソフトボールリーグ」1部第8節名古屋大会第2日第1試合は、ここまで8勝9敗の暫定7位(前日/10月6日(土)が台風25号の影響で佐賀大会のみ中止・順延となり、消化試合数に差異があるため)、「大混戦」の上位争いに踏み止まるために「負けられない」シオノギ製薬 ポポンギャルズと、通算成績14勝2敗で暫定2位、ダブルヘッダーを連勝し、「同率首位浮上」を目論むビックカメラ高崎 BEE QQUEENが対戦した。
 
 ポポンギャルズは2回裏、BEE QUEENの先発・上野由岐子から、この回先頭の4番・數原顕子が四球を選び、出塁すると、二者連続で送りバントを試みたものの、これはBEE QUEENの「鉄壁」のバント処理の「網」にかかり、いずれも二塁フォースアウト。走者を進められずにいたが、今度は「バントがダメなら……」と二塁盗塁を仕掛け、これが成功。二死ながら得点圏に走者を進めると、7番・谷本奈々がセンター前にはじき返し、二塁走者が本塁突入。タイミングはアウトかと思われたが、センターからの返球をキャッチャー・我妻悠香がはじいてしまい(記録は安打と打点)、ポポンギャルズに先制点がもたらされた。
 
 一方、BEE QUEENは2回表の二死満塁のチャンスを逃し、3回表にも一死二塁から4番・山本優が三遊間を破る安打を放ちながら、二塁走者が中途半端な走塁で三塁をオーバーランしてしまい、タッチアウト。3回までポポンギャルズ・先発の左腕・千葉咲実を攻め切れずにいたが、ようやく4回表、一死から7番・大工谷真波がセンター前にクリーンヒット。続く8番・我妻悠香が左中間を深々と破る二塁打を放ち、一塁走者が一気に還り、同点。しかし、またしても打った我妻悠香が二・三塁間で挟まれてしまう走塁ミス。これで同点止まりかと思われたが、9番・藤本麗がツーストライクと追い込まれながら、意表を突くセーフティーバントを決めて出塁。ここでポポンギャルズが早めの投手交代に動き、「エース」池田美樹を投入。この投手交代が結果的には「裏目」となり、代わり端の初球を1番・森さやかが思い切り振り抜くと、打球はセンター頭上を弾丸ライナーで越える勝ち越しのツーランホームランとなり、BEE QUEENがこの回3点を奪い、試合をひっくり返した。

(※BEE QUEENは4回表、森さやかのツーランで等で逆転に成功!)
 
 BEE QUEENは6回表にも5番・内藤実穂のバント安打、6番・大工谷真波のレフト前ヒットで無死一・二塁とし、一死後、9番・藤本麗の内野安打で満塁。ここで1番・森さやかにレフト前へのタイムリーが飛び出し、1点を追加。さらに代わった重藤恵理佳から2番・糟谷舞乃がレフトへキッチリと犠牲フライ等を打ち上げ、三塁走者が生還。この回2点を加え、5-1と4点差にリードを広げた。
 
 一方、ポポンギャルズは6回裏、「主砲」數原顕子のタイムリーツーベースで1点を返すと、3点差で迎えた最終回には、この回から代わった勝股美咲を攻め、代打・児嶋優、7番・谷本奈々の長短打、代打・加藤愛夢の死球で無死満塁と攻め立て、BEE QUEENベンチはたまらず「エース」上野由岐子を再出場させ、再登板。しかし、さすがの「世界のエース」上野由岐子も気持ちが一度切れてしまったか、9番・横野聖奈を追い込みながら押し出しの四球を与えてしまい、2点差。なお無死満塁という「一打同点」「長打が出れば逆転サヨナラ」の場面を演出してしまったが、ここからが上野由岐子の「真骨頂」。再びギアを入れ直し、後続を連続三振、ピッチャーゴロに斬って取り、試合終了。「冷や汗もの」の試合展開ではあったが、何とか5-3で逃げ切り、通算成績を15勝2敗とした。
 
 敗れたポポンギャルズは8勝10敗。首位を争うトヨタ自動車 レッドテリアーズ、ビックカメラ高崎 BEE QUEENと「互角」の試合を展開したものの、結局、今節1勝2敗と星を伸ばせず……。「大混戦」の上位争いではあるものの、残り試合を考えると、非常に厳しい状況に追い込まれた。

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