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1部リーグ 第6節 2018年09月08日(土)日立 VS ビックカメラ高崎
後攻

日立
2018年09月08日(土) 13:00 中栄信金スタジアム秦野
(秦野市カルチャーパーク野球場)
先攻

ビックカメラ高崎
RESULT | REPORT |
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責任投手 / 打撃成績 |
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勝利投手 | 【BIC】濱村ゆかり | 敗戦投手 | 【日立】岡村奈々 | 打撃成績 | 【BIC】《本》大工谷真波 | 【日立】《二》那須千春 |
バッテリー |
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BIC | 〇濱村ゆかり、中野花菜-我妻悠香、降矢香 | 日立 | ●岡村奈々、泉花穂、小薗美希-清原奈侑、鈴木理恵 |
《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打 | 「第51回日本女子ソフトボールリーグ」1部第6節 秦野大会・第1日第2試合は、前半戦を5勝6敗の同率6位で折り返し、例年にない「大混戦」の渦の中から抜け出したい日立 サンディーバと、前半戦を9勝2敗の単独2位で折り返し、「連覇」をめざし、後半戦での「巻き返し」を図る「王者」ビックカメラ高崎 BEE QUEENが対戦した。
先攻のBEE QUEENは初回、サンディーバ・先発の岡村奈々の立ち上がりを攻め、1番・森さやかの三遊間を襲う打球をサード・林佑季がよく追いついたものの、送球がワンバウンドとなり、一塁セーフ(記録は内野安打)。2番・糟谷舞乃の送りバント、3番・市口侑果のレフト前ヒットで一死一・三塁とした後、4番・山本優が四球で歩き、一死満塁。この先制のチャンスで5番・中西舞衣がレフトへキッチリと犠牲フライを打ち上げ、三塁走者がタッチアップから生還。BEE QUEENが1点を先制した。
続く2回表には、この回先頭の7番・大工谷真波がレフト前ヒットを放ち、出塁。二死後、1番・森さやか、2番・糟谷舞乃の連続四死球で満塁とし、3番・市口侑果の打球をサード・林佑季がバウンドを合わせ切れず後逸(記録は安打)する間に三塁走者が還り、1点を追加。なお二死満塁のチャンスが続き、今や女子TOP日本代表の「不動の4番」に成長し、世界選手権・アジア大会両大会で「最多本塁打」を放つ大活躍を見せた山本優の「オーラ」に気後れしたか、ストライクが入らず、押し出しの四球。この回2点を挙げ、3-0とリードを広げた。
3点を追うサンディーバはその裏、BEE QUEENの先発・濱村ゆかりに襲いかかり、一死から6番・松本怜奈、7番・田邊奈那、8番・松畑美希の3連打で1点を返し、なお一死一・三塁のチャンスが続き、9番・加福直子の打席でスクイズを敢行したが、この打球をサード・山本優がダッシュ良く処理し、そのまま素早くバックトス。俊敏なプレーで三塁走者の生還を許さず、本塁タッチアウト。次打者もファーストフライに打ち取り、最少失点でこのピンチを切り抜けた。
(※サンディーバは2回裏、3連打で1点を返し、なお一死一・三塁のチャンスが続いたが……)
BEE QUEENは1点を返されたその直後の3回表、一死走者なしから7番・大工谷真波がサンディーバを突き放すソロホームラン。1点を追加し、再び3点差にリードを広げた。
(※BEE QUEENは3回表、大工谷真波のソロホームランでサンディーバを突き放す!)
5回表には、相手のエラーから二死三塁の追加点のチャンスを作ると、7番・大工谷真波がしぶとくセンター前へ落とすポテンヒット。三塁走者を迎え入れ、1点を加えると、一塁走者・大工谷真波がすかさず盗塁。続く8番・我妻悠香のセカンドへの当たりが内野安打となる間に、二塁走者・大工谷真波が判断良く本塁を陥れ、この回2点を追加。6-1とリードを広げ、そのまま逃げ切り、通算成績10勝2敗。BEE QUEENが相性の悪いサンディーバに快勝し、首位を走るトヨタ自動車 レッドテリアーズをピッタリマークする単独2位の好位置をキープした。
敗れたサンディーバは通算5勝7敗となり、上位争いから一歩後退。先発・岡村奈々から泉花穂、小薗美希と3投手をつなぐ懸命の投手リレーも、BEE QUEENの猛攻を止めることができず完敗。「打の現役進化形レジェンド」山田恵里の不在が響いたか、痛い星を落としてしまった。
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