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1部リーグ 第5節 2018年06月03日(日)SGホールディングス VS トヨタ自動車
後攻

SGホールディングス
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | | R |
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トヨタ | | | | | | | | | | | | | | | |
SGH | | | | | | | | | | | | | | | |
2018年06月03日(日) 13:20 わかさスタジアム京都
先攻

トヨタ自動車
RESULT | REPORT |
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責任投手 / 打撃成績 |
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勝利投手 | 【トヨタ】田内愛絵里 | 敗戦投手 | 【SGH】加藤あずさ | 打撃成績 | 【トヨタ】《本》アリソン・アギュラー、長崎望未、山崎早紀、塚本智名《三》鈴木鮎美《二》坂元令奈、田中麻美 | 【SGH】《本》山科真里奈 |
バッテリー |
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トヨタ | モニカ・アボット、○田内愛絵里、三輪さくら-峰幸代、馬場今日子 | SGH | ●加藤あずさ、カーヤ・パーナビー-山科真里奈 |
《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打 | 「第51回日本女子ソフトボールリーグ」1部第5節京都大会・第2日第2試合は、通算成績6勝4敗の同率4位、「悲願」の決勝トーナメント進出を果たすべく、「ホーム」の今節「連勝」を狙うSGホールディングス ギャラクシースターズと、ここまで9勝1敗で「宿敵」ビックカメラ高崎 BEE QUEENと「同率首位」を並走するトヨタ自動車 レッドテリアーズが対戦した。
先攻のレッドテリアーズは初回、ギャラクシースターズの先発・加藤あずさの立ち上がりをとらえ、1番・アリソン・アギュラーがツーナッシングと追い込まれながらもライトスタンドへ運ぶ先頭打者ホームラン。一死後、3番・長崎望未、4番・山崎早紀が二者連続のホームランを放ち、レッドテリアーズがいきなりの「一発攻勢」、1イニング3本塁打の猛攻で初回に3点を先制した。
(※先攻のレッドテリアーズは初回、1イニング3本塁打の猛攻で先手を取った)
一方、ギャラクシースターズは、レッドテリアーズの「絶対的エース」モニカ・アボットに「三振の山」を築かれ、初回、2回裏といきなりの6連続三振。「格の違い」を感じさせる投球の前に手も足も出ず、バットは空を切るばかり……。
早くも戦意喪失気味のギャラクシースターズを相手に、レッドテリアーズは容赦なく攻め続け、3回表、初回に3点をリードされたところから登板していたカーヤ・パーナビーから2番・鈴木鮎美がセンターフェンス際まで運ぶ三塁打を放ち、チャンスを作ると、一死後、4番・山崎早紀のセンター前に運ぶタイムリーで1点を追加。さらに相手のエラー、6番・坂元令奈のライト線へのエンタイトルツーベースでさらに1点を加え、5点差にリードを広げた。
レッドテリアーズは5回表にも、7番・塚本智名がダメ押しとなるソロホームランをレフトスタンドへ運び、6-0と大きくリード。一方的な試合展開となった。
ギャラクシースターズは3回までモニカ・アボットにノーヒットに抑えられ、4回裏には、この回から代わった左腕・田内愛絵里から2本の安打を放ち、二死ながら一・二塁としたが、無得点。
ようやく6回裏、この回から登板した3番手・三輪さくらから4番・山科真里奈がツーランホームランを放ち、2点を返し、「ホーム」の観客を沸かせた。
(※ギャラクシースターズは6回裏、山科真里奈のツーランホームランで2点を返す)
ギャラクシースターズは最終回にも、二死走者なしから1番・ステーシー・ポーターが四球を選び、2番・田中瑠莉もしぶとくセンター前に落とすヒットでつなぎ、一・二塁と攻め立てたが、最後はこの試合、3番・DPでスタメン起用された水津佳奈英が空振りの三振に倒れ、ゲームセット。「ホーム」での連勝はならず、通算成績6勝5敗となり、上位争いから一歩後退。決勝トーナメント進出「圏外」となる5位に転落してしまった。
勝ったレッドテリアーズは通算成績10勝1敗。この日、函館大会で「宿敵」ビックカメラ高崎 BEE QUEENが戸田中央総合病院 Medicsに敗れたことで、「単独首位」に浮上。トップに立って前半戦を折り返すことになった。
それにしてもギャラクシースターズの投手起用はいったい何だったのか……。「エース」カーヤ・パーナビーとともに前半戦を支えてきた加藤あずさを先発に起用。好調の加藤あずさで行けるところまで行って、リードするような展開になれば「エース」投入という目算だったのかもしれないが、頼みの先発・加藤あずさが初回に3本の本塁打を浴びると、そこから「エース」カーヤ・パーナビーを登板させ、最後まで投げ切らせてしまった。初回に3点を失い、相手がモニカ・アボットとあってはさすがにここからの逆転は考えにくく、3点リードされた場面で登板する「エース」のモチベーションが上がるはずもない。また、外国人投手の登板イニングの制限を考えると、あまりにももったいない起用方であり、初回から登板させる気があったのであれば、いっそのこと「先発」させ、「勝負」に出ても良かったのではないだろうか。今シーズンは例年にない「大混戦」となっているだけに、まだまだ「決勝トーナメント進出」を狙える位置にあるが、こういった試合運びが後々の順位争いに響いてこなければ良いのだが……。
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