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1部リーグ 第5節 20180602日()大垣 ミナモ VS 豊田自動織機

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RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【豊田織機】ケイラニ・リケッツ
敗戦投手【ミナモ】エレン・ロバーツ
打撃成績 【豊田織機】《三》カースティ・メリット
【ミナモ】《本》田島萌愛《二》兼益明日香
バッテリー
豊田織機河澄星菜、○ケイラニ・リケッツ-永溝早紀
ミナモ●エレン・ロバーツ-平川穂波

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打

 「第51回日本女子ソフトボールリーグ」1部第5節山形大会・第1日第1試合は、開幕3連敗の後、第2節で連勝を飾ったが、第3節・第4節では4連敗。通算成績2勝7敗で同率10位の大垣 ミナモと、ここまで4勝5敗で同率7位、一進一退の状況が続き、もう一つ調子の波に乗り切れずにいる豊田自動織機 シャイニングベガが対戦した。
 
 先攻のシャイニングベガは初回、ミナモ・先発のエレン・ロバーツの立ち上がりを攻め、1番・高坂香月がストレートのフォアボールで歩き、2番・村上ほのかがスラップで転がしたが、サード・今川瑞希がさばき、二塁フォースアウト。走者が入れ替わり、3番・中森菜摘の3球目に一塁走者・村上ほのかが盗塁を仕掛けたが、これが離塁アウトとなり、二死走者なし。ここから中森菜摘が四球で歩き、4番・洲鎌夏子はワンボール・ツーストライクと追い込まれながらも、アウトコース高めの見送ればボールになりそうな投球をとらえ、一・二塁間を抜く安打を放ち、一塁走者が一気に三塁まで進塁。二死ながら一・三塁とし、一塁走者がすかさず盗塁。二・三塁と攻め立てたが、5番・佐藤光紗がショートファウルフライに倒れ、スリーアウト。何ともチグハグな攻めで先制のチャンスを逃してしまった。
 
 その裏、守りについたシャイニングベガは、DP・ケイラニ・リケッツがFP・河澄星菜のピッチャーの守備を兼務。「実質的な先発投手」となり、二死から3番・兼益明日香に二遊間を抜く安打を打たれはしたものの、4番・平川穂波を空振り三振に打ち取り、無失点の滑り出しを見せた。
 
 シャイニングベガは2回表、この回先頭の6番・カースティ・メリットがライト頭上を襲う当たりを放つと、ライト・田島萌愛が追いついたかに見えたが捕球できず(記録は三塁打)、無死三塁の絶好のチャンスをつかむと、7番・ケイラニ・リケッツがライト前にタイムリーを放ち、三塁走者を迎え入れ、まず1点を先制。続く8番・横野涼のバント安打で無死一・二塁とし、一死後、1番・高坂香月も四球を選び、満塁。ここで2番・村上ほのかがレフトへ犠牲フライを打ち上げ、三塁走者が生還。この回2点を先制した。
 
 ミナモもその裏、すぐに反撃。この回先頭の5番・谷口敏子が一・二塁間を襲う鋭い打球を放つと、セカンド・中森菜摘が飛びついてこの打球を止め、懸命のバックトス。しかし……これが逸れ、内野安打。続く6番・田島萌愛は2点差ということもあり、送るのか、強攻策に出るのか、迷っているうちに追い込まれてしまったが、フルカウントとなった後の7球目、左中間に運ぶ同点のツーランホームランを放ち、試合を振り出しに戻した。

(※2回裏、ミナモは田島萌愛のツーランホームランで2-2の同点に追いつく!)
 
 その後、シャイニングベガは7回までわずか1安打とエレン・ロバーツに抑え込まれ、ゼロ行進が続き、一方のミナモは3回裏、5回裏、6回裏と一死一・二塁のチャンスを活かせず、7回裏も3番・兼益明日香の右中間二塁打と犠打で一死三塁としながら決定打を欠き、無得点。2-2の同点のまま、試合は延長タイブレーカーへともつれ込んだ。
 
 延長8回、9回は両チーム得点なく、迎えた10回表、シャイニングベガはタイブレーカーの走者を犠打で三塁へ進めると、9番・永溝早紀がセンターへ犠牲フライを打ち上げ、三塁走者が生還。ついに1点を勝ち越した。

(※延長10回表、シャイニングベガは一死三塁から永溝早紀の犠牲フライで勝ち越し!)
 
 ミナモはその裏、タイブレーカーの走者を進められず、4番・平川穂波がレフトフライに倒れ、一死となったが、5番・谷口敏子への3球目がワイルドピッチとなり、二塁走者が三塁へ進塁。しかし、谷口敏子は止めたバットのグリップに当たり、サードゴロ。ミナモは打者の手とバットの両方に当たっており、ファウルではないか……と抗議したが、認められず二死となり、最後は6番・田島萌愛がセカンドゴロに倒れ、万事休す。「上位進出の常連」シャイニングベガを最後まで苦しめながら惜しい星を落とし、通算成績2勝8敗。「2部リーグ降格争い」から抜け出すチャンスを逃してしまった。
 
 勝ったシャイニングベガは通算成績5勝5敗の同率6位、苦しい試合を何とか拾い、ギリギリのところで上位を狙える位置をキープしている。ただ……「本来の姿」とは程遠い試合内容が多いのも事実で、まず明日の試合を勝って前半戦を勝ち越して終わり、リーグが中断する「サマーブレイク」の間にチームの「立て直し」を図りたいところだ。

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