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1部リーグ 第4節 20180526日()豊田自動織機 VS デンソー

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RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【豊田織機】ケイラニ・リケッツ
敗戦投手【デンソー】エイミー・クレイガー
打撃成績 【デンソー】《本》田中真紀子《二》田中真紀子
【豊田織機】《本》高坂香月《二》中森菜摘
バッテリー
デンソー原奈々、辰巳舞衣、●エイミー・クレイガー-山澤葵
豊田織機海部栞菜、○ケイラニ・リケッツ-永溝早紀

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打

 「第51回日本女子ソフトボールリーグ」1部第4節刈谷大会・第1日第2試合は、「ホーム」で迎える今節で連勝を飾り、上位戦線に割って入りたい豊田自動織機 シャイニングベガと、通算成績4勝3敗、「開幕3連勝」の「貯金」を徐々に食い潰し、同率5位まで順位を下げたデンソー ブライトペガサスが対戦した。

 シャイニングベガは初回、守りにつくと、試合開始と同時にFP・海部栞菜の守備をDP・ケイラニ・リケッツが兼務。「実質的な先発投手」となり、試合開始。その立ち上がり、四球、送りバント、ピッチャーゴロで二死ながら走者を三塁まで進められたが、4番・ケリー・クレッチマンを三球三振に打ち取り、初回のピンチを無失点で切り抜けた。

 シャイニングベガはその裏、1番・高坂香月がツーボール・ツーストライクからの5球目を「完璧」なタイミングでとらえると、打球はライトスタンドへライナーで一直線! いきなりの先頭打者ホームランでシャイニングベガが「ホーム」の大声援に応え、先取点を挙げた。

 初回に1点を先制されたブライトペガサスは3回表、この回先頭の9番・甲野紋加がレフト線へのヒットを放ち、出塁。反撃の口火を切ると、1番・田中真紀子がワンバウンドでライトのフェンスを越えるエンタイトルツーベース。無死二・三塁とチャンスを広げ、一死後、3番・川畑瞳がレフト前へタイムリーを放ち、二者が還り、2-1と逆転に成功。なお一死一塁から4番・ケリー・クレッチマンが意表を突くセーフティーバント。これが見事に決まり、一塁走者・川畑瞳が快足を飛ばし、三塁まで進塁。一死一・三塁とした後、5番・吉松梨乃が三遊間を破るタイムリーを放ち、三塁走者が生還。この回3点を奪い、一気に逆転に成功した。

 逆に2点を追う立場となったシャイニングベガはその裏、この回から代わったブライトペガサス・辰巳舞衣を攻め立て、一死から2番・村上ほのかが三塁線を破るヒットで出塁。3番・中森菜摘のサードゴロの間に一塁走者が二塁へ進塁し、4番・洲鎌夏子のショートゴロを深い位置で捕球した山根すずかが一塁へ送球。この送球が逸れる間に二塁走者が還り、1点を返すと、打者走者・洲鎌夏子も二塁へ進塁(記録は洲鎌夏子のショート内野安打とショートのエラー/一塁悪送球)。続く5番・カースティ・メリットがレフト前ヒットを放つと、二塁走者が強引に本塁突入。タイミング的には完全に「アウト」と思われたが、これが捕手のオブストラクション(走塁妨害/球を持たない捕手が走者の走路をふさいだ(ブロックした)とみなされ、走塁妨害を適用)となり、得点が認められ3-3の同点に追いついた。

 4回は両チーム得点なく、3-3の同点で迎えた5回裏、シャイニングベガはこの回から登板したエイミー・クレイガーを攻め、この回先頭の1番・高坂香月がショート内野安打で出塁。2番・村上ほのかのショートゴロの間に二塁へ進塁し、二死後、4番・洲鎌夏子がしぶとくライト前に運び、二塁走者が生還。勝負強さは天下一品、女子TOP日本代表でも「欠かせぬ存在」となっている「クラッチヒッター」の一打で1点を勝ち越した。

 しかし……このままでは終われないブライトペガサスは最終回、一死から1番・田中真紀子が同点のソロホームラン! 勝利へ「執念」を見せる「キャプテン」の一発で同点に追いついた。

(※7回表、1点を追うブライトペガサスは「キャプテン」田中真紀子が同点の一発!)

 同点に追いつかれたシャイニングベガはその裏、一死から2番・村上ほのかがピッチャー前にセーフティーバントを決め、出塁。サヨナラのランナーを出すと、3番・中森菜摘への3球目に二塁盗塁を成功させ、一死二塁。「一打サヨナラ」の場面を演出し、その中森菜摘が続く4球目を振り抜くと、打球は左中間を抜け、二塁走者がサヨナラのホームイン!

(※7回裏、シャイニングベガは一死二塁から中森菜摘が左中間へサヨナラの二塁打を放つ!)

 チームを支える「ベテラン」の一打で白熱の好ゲームにピリオドを打ち、スタンドを埋めた大応援団に「ホーム」で勝利のプレゼント。シャイニングベガはこれで通算成績4勝4敗の五分の星に戻し、勝率5割に復帰。「ホーム」で迎える今節で「連勝」で飾り、一気に上位争いに割って入りたいところだ。

 敗れたブライトペガサスは前節から3連敗。二転三転の好ゲームを演じながら、最後は「クローザー」として期待されるエイミー・クレイガーが痛打を浴び、無念のサヨナラ負け。痛い星を落とし、通算成績4勝4敗と貯金をすべて吐き出し、「大混戦」の順位争いの中、上位争いに踏み止まることができるか、ここからが「勝負どころ」「正念場」となる。

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