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1部リーグ 第1節 2018年04月29日(日)大垣 ミナモ VS デンソー
後攻

大垣 ミナモ
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | | R |
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デンソー | | | | | | | | | | | | | | | |
ミナモ | | | | | | | | | | | | | | | |
2018年04月29日(日) 13:25 大垣市北公園野球場
先攻

デンソー
RESULT | REPORT |
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責任投手 / 打撃成績 |
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勝利投手 | 【デンソー】辰巳舞衣 | 敗戦投手 | 【ミナモ】エレン・ロバーツ | 打撃成績 | 【デンソー】《本》川畑瞳 | 【ミナモ】 |
バッテリー |
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デンソー | ○辰巳舞衣、エイミー・クレイガー-山澤葵 | ミナモ | ●エレン・ロバーツ-平川穂波 |
《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打 | 「第51回日本女子ソフトボールリーグ」1部第1節岐阜大会・第2日第2試合は、開幕から2試合連続の完封負け。「ホームタウン」の大応援団の前で、何としても「1部リーグ初勝利」を挙げたい大垣 ミナモと、開幕節では延長タイブレーカーの激戦を競り勝ち、前日の太陽誘電 ソルフィーユ戦では最終回に4点差を逆転。奇跡的な逆転サヨナラ勝ちを収め、「開幕連勝」と勢いに乗っているデンソーブライト ペガサスが対戦した。
ミナモ・先発のエレン・ロバーツ、ブライトペガサス・先発の辰巳舞衣、両投手が立ち上がりから好調。ミナモの「ホームタウン」とあって詰めかけた大応援団の盛り上がりとは対照的に、静かな試合展開のまま、試合は中盤を迎えた。
ブライトペガサスは4回表、この回先頭の3番・川畑瞳がショート内野安打で出塁すると、4番・田中真紀子はバントを警戒する守備陣を嘲笑うかのように、バントの構えから絶妙なプッシュバント。セカンドの前に転がし、誰もベースカバーのいない一塁に駆け込み、無死一・二塁とチャンスを広げた。しかし、ここはエレン・ロバーツが踏ん張り、後続を連続三振。二死後、四球を与え、満塁となったものの、8番・山澤葵を空振り三振に斬って取り、無失点でピンチを切り抜けた。
先制のチャンスを逃したブライトペガサスは5回表、一死から1番・釼持祐衣が四球を選び、出塁。2番・甲野紋加が手堅く送り、二死ながら得点圏に走者を進めると、3番・川畑瞳がスリーボール・ノーストライクから、歩かせるのか、勝負に行くのか、明確な意図なく不用意に投じた一球を逃さず狙い打つと、打球はレフト上空に高々と舞い上がり、風にも流されたか、レフトが捕球できず……二塁走者どころか、打った川畑瞳までもがホームイン。勝負を決める「ランニングホームラン」となってしまった。
(※5回表、ブライトペガサスは川畑瞳のランニングホームランで2点を先制!)
一方、ミナモは詰めかけた「ホームタウン」の大応援団の声援に応えようと、懸命の反撃を試みたものの、本塁が遠く……3試合連続の完封負けを喫した。
ミナモはブライトペガサスの先発・辰巳舞衣に5回までわずか2安打。2回裏、チームを引っ張る「キャプテン」、4番・平川穂波が「チーム初安打」を放つと、リスク覚悟の果敢な初球スチールに成功。無死二塁としたまでは良かったが……送りバント失敗、ダブルプレーで無得点。この試合、唯一のチャンスを逃してしまった。
(※ミナモは2回裏、「キャプテン」平川穂波がチーム唯一の安打を放ち、果敢な盗塁で先制のチャンスを作ったが……)
6回からは先発・辰巳舞衣の後を受け、登板したエイミー・クレイガーに2イニング、打者6人をパーフェクトに抑えられ、4三振を喫する等、手も足も出ず……開幕から3試合21イニング得点なし。「ホームタウン」の大観衆の前で「1部リーグ初勝利」を挙げることはできなかった。
勝ったブライトペガサスは開幕3連勝。先発に起用された辰巳舞衣が冷静でテンポの良いピッチングで凡打の山を築けば、6回からリリーフした「抑えの切り札」エイミー・クレイガーは「力で押すピッチング」で打者6人から4奪三振。継投策がズバリとはまり、ミナモ打線を完全に抑え込んだ。
昨シーズン後半から閉幕までの7連勝の「勢い」をそのまま持ち込んだような今シーズンの「開幕ダッシュ」。この「無敗の快進撃」がどこまで続いていくのかが、今後の展開を左右することになりそうだ。
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