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1部リーグ 第1節 20180428日()デンソー VS 太陽誘電

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RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【デンソー】エイミー・クレイガ-
敗戦投手【太陽誘電】藤田倭
打撃成績 【太陽誘電】《本》原田のどか、河野美里《二》河野美里
【デンソー】《本》川畑瞳、山根すずか《二》田中真紀子、川畑瞳
バッテリー
太陽誘電●藤田倭、尾崎望良-佐藤みなみ
デンソー山口美紀、原奈々、○エイミー・クレイガ--山澤葵

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打

 「第51回日本女子ソフトボールリーグ」1部第1節岐阜大会・第1日第1試合は、開幕節で「期待のルーキー」原奈々の力投で日立 サンディーバを延長タイブレーカーの末、6-1で破って「白星発進」となったデンソー ブライトペガサスと、昨年の決勝トーナメント・決勝の「再現」となったビックカメラ高崎 BEE QUEENとの対戦で、「世界のエース」上野由岐子を打ち崩せず、0-3の完封負けを喫した太陽誘電 ソルフィーユが対戦した。

 先攻のソルフィーユは初回、ブライトペガサス・先発の山口美紀の立ち上がりを攻め、1番・原田のどかが追い込まれながらもセンター前ヒットで出塁。2番・山本晴香はバントの構えからバスターに切り替え、三遊間を破り、無死一・二塁とチャンスを広げた。3番・河野美里が手堅く送り、一死二・三塁とした後、4番・藤田倭がレフトへ痛烈なライナーを放ち、三塁走者がタッチアップからホームイン。ソツのない攻めであっさり先取点を挙げた。

 1点を追うブライトペガサスはその裏、ソルフィーユ・先発の藤田倭を攻め、1番・釼持祐衣が二遊間を破る安打で出塁。2番・甲野紋加が手堅く送り、得点圏に走者を進めたものの、3番・川畑瞳のセカンドライナーで二塁走者が飛び出してしまい、ダブルプレー。一瞬にしてチャンスを潰してしまった。ブライトペガサスは2回裏にも、この回先頭の4番・田中真紀子が左中間に二塁打を放ち、次打者のファーストゴロの間に三塁まで走者を進めたが、後続がセカンドゴロ、空振り三振に倒れ、チャンスをモノにすることができない。

 逆にソルフィーユはその直後の3回表、1番・原田のどかがレフト前ヒットで出塁。今度は2番・山本晴香が手堅く送り、走者を得点圏に進め、3番・河野美里の二遊間を抜く安打で一・三塁とすると、4番・藤田倭の当たりがサード・甲野紋加の目の前で大きくイレギュラー。「運」もソルフィーユに味方し、幸運な追加点がもたらされた。

 3回裏、4回裏の無死二塁、5回裏の無死一・二塁のチャンスを活かせずにいたブライトペガサスは、ようやく6回裏、この回先頭の3番・川畑瞳がライトスタンドへ「完璧」な当たりのソロホームラン。「女子TOP日本代表」に名を連ねる「実力者」の一発で反撃の狼煙を上げると、4番・田中真紀子の「執念」のセーフティーバント、5番・江口未来子への死球、6番・ケリー・クレッチマンの送りバントで一死二・三塁の「一打逆転」のチャンスを作ったものの、ここはソルフィーユ・藤田倭が踏ん張り、後続を空振り三振、ショートフライに打ち取り、逆転を許さず。

 打線も「エース」の力投に応え、その直後の7回表、一死二塁の追加点のチャンスをつかみ、1番・原田のどかが左中間スタンドへ運ぶツーランホームラン。二死後、「チームリーダー」3番・河野美里が「技あり」の一発をレフトスタンドに運び、この回3点を挙げ、4点差にリードを広げ、「勝負あった」かと思われた。

(※ソルフィーユは7回表、原田のどか、河野美里のホームランで勝負を決めたかに見えたが……)

 しかし、ブライトペガサスが土壇場で驚異的な粘りを見せ、この回先頭の9番・山根すずかのソロホームランでまず1点を返し、一死後、2番・甲野紋加、3番・川畑瞳の長短打で2点差。二死後、5番・江口未来子、代打・奥田芽衣がよく粘って連続四球でつなぎ、二死満塁と攻め立てると、この試合、チャンスでことごとく凡退していた7番・吉松梨乃が詰まりながらもセンター前に落とす同点のタイムリー。この勝負どころで「ルーキー」が我慢して使い続けてくれた伊藤良恵監督の「期待と信頼」に応え、起死回生の一打を放ち、4点差をはね返し、試合を振り出しに戻した。
 こうなると試合はブライトペガサスのペース。最後は代わった尾崎望良から、このイニング2巡目の打席となった9番・山根すずかがライト前にサヨナラのタイムリー。奇跡的な逆転勝利を挙げ、開幕連勝を飾った。

(※7回裏、ブライトペガサスは4点差をはね返し、奇跡的な逆転サヨナラ!)

 敗れたソルフィーユは「まさか……」の逆転サヨナラで開幕連敗。最終回まで「理想的」な試合展開を見せ、勝利を目前にしながら、痛い星を落としてしまった。7回表に2本のホームランで4点差としたときは、さすが2年連続準優勝のチーム……と「強さ」を感じさせたのだが、そこから4点差をひっくり返されての逆転サヨナラ負け。毎回のように走者を出しながら「辛抱」のピッチングを続けていた「エース」藤田倭が、「微妙な判定」にも泣き、最後はブライトペガサスの「執念」に屈し、痛い開幕連敗を喫してしまった。

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