「第55回日本女子ソフトボールリーグ」第1節石川大会
「サファイアセクション」の戦いを振り返る
「サファイアセクション」の戦いを振り返る
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去る４月16日（土）・17日（日）の両日、石川県金沢市・金沢市専光寺ソフトボール場を会場に、「第55回日本女子ソフトボールリーグ」第１節石川大会が開催された。 今シーズンから「新規加盟」の２チームを加えた12チームにより「再編成」され、新たなスタートを切ることになった「第55回日本女子ソフトボールリーグ」。 この日本リーグは、全12チームを「プラチナセクション」「サファイアセクション」に各６チームずつ２セクションに分け、各セクション内で「２回総当たり」のリーグ戦を実施。「プラチナセクション」「サファイアセクション」の対抗戦となる「交流節」での３試合を含む13試合（セクション内リーグ戦10試合＋交流節３試合＝計13試合）の結果により、まずセクション内の順位を決め、最終順位を決定する「順位決定節」を実施。「プラチナセクション」「サファイアセクション」の１位・２位４チーム、３位・４位４チーム、５位・６位４チームによる「最終順位決定戦」となるリーグ戦を実施。そのリーグ戦の結果で優勝～４位、５位～８位、９位～12位をそれぞれ決定する試合方式で覇が競われることになる （「第55回日本女子ソフトボールリーグ」の試合方式の詳細はこちら）。 ここでは第１節「サファイアセクション」での戦いを振り返ってみたい。。 （※第１節「サファイアセクション」の動画はこちら） 「サファイアセクション」は専光寺ソフトボール場・第３球場を会場に試合が実施された。初日（４月16日／土）は、前日から降り続いた雨の影響が心配されたが、試合開始前には雨も上がり、天候も徐々に回復。大会関係者の懸命のグラウンド整備により、予定通り10：00に試合が開始された。 第１試合は、花王コスメ小田原 フェニックスと今シーズンから日本リーグに「新規参入」した小泉病院 Ｂｌｕｅ Ａｒｒｏｗｓが対戦（※試合レポート詳細はこちら）。試合は初回に小泉病院 Ｂｌｕｅ Ａｒｒｏｗｓが日浦安奈のツーランホームランで２点を先制し、「エース」原田悠が花王コスメ小田原 フェニックスの反撃を1点に抑え、２－１で競り勝ち、嬉しい「日本リーグ初勝利」を挙げた。 第２試合は、厚木ＳＣと靜甲が対戦（※試合レポート詳細はこちら）。靜甲が初回、井上葉菜の本塁打で猛攻の口火を切ると、11安打・８得点と打ちまくり、守っては、先発・豊田彩乃、東野真咲とつなぐ投手リレーで厚木ＳＣ打線を完封。投打の歯車がガッチリと噛み合う理想的な試合展開で８－０の完封勝利を収めた。 第３試合は、Ｃｉｔｒｉｎｅ Ichinomiyaと平林金属 Peachblossosが対戦（※試合レポート詳細はこちら）。平林金属 Peachblossosが３回表、中村絢夏のタイムリーで先制。続く４回表には酒井美咲の二塁打、片山瑠奈の適時内野安打で２点を追加。５回表にも岡﨑栞菜が２点タイムリーを放ち、着々と加点。先発・岡﨑栞菜、中村絢夏の継投策で、Ｃｉｔｒｉｎｅ Ichinomiyaの反撃を１点に抑え、５－１で快勝。「左右の投打二刀流」岡﨑栞菜、中村絢夏をフル活用する戦術で勝利を飾った。 大会2日目（４月17日／日）、第１試合は小泉病院 Ｂｌｕｅ Ａｒｒｏｗｓと靜甲が対戦（※試合レポート詳細はこちら）。試合は息詰まる投手戦となり、小泉病院 Ｂｌｕｅ Ａｒｒｏｗｓが押し気味に試合を進めながら得点を挙げることができず、逆に靜甲が４回表、それまで一人の走者も出せず「パーフェクト」に抑えられながら、田沼華乃の「チーム初安打」となる「値千金」のソロホームランで先制。この１点を先発・山本すみれが毎回のように走者を背負いながら要所を締め、完封。１－０の最少得点差を守り切り、２試合連続の完封勝利を収め、今節連勝の好スタートを切った。 第２試合は、平林金属 Peachblossosと花王コスメ小田原 フェニックスが対戦（※試合レポート詳細はこちら）。試合は二転三転のシーソーゲームとなり、６－６の同点のまま、延長タイブレークに突入。延長８回裏、平林金属 Peachblossos・川渕真由が劇的なサヨナラ安打を放ち、２時間28分にわたる熱戦にピリオドを打った。 第３試合は、Ｃｉｔｒｉｎｅ Ichinomiyaと厚木ＳＣが対戦（※試合レポート詳細はこちら）。試合は厚木ＳＣが初回、後藤菜緒子のタイムリー等で2点を先制。先発・中澤萌の好投もあり、そのまま逃げ切るかに見えた。終盤６回裏、Ｃｉｔｒｉｎｅ Ichinomiyaがようやく反撃。再出場した船山優果の適時三塁打で２－２の同点に追いつき、最終回、前のイニングに「代打」として安打を放ち、反撃の口火を切り、そのまま「ＤＰ」に入っていた青野可奈がライト前に落とす「執念」のサヨナラ安打を放ち、３－２で勝利を収めた。 第１節を終え、「サファイアセクション」は、靜甲、平林金属 Peachblossosの２チームが連勝スタート。Ｃｉｔｒｉｎｅ Ichinomiya、小泉病院 Ｂｌｕｅ Ａｒｒｏｗｓが１勝１敗の同率３位でこれを追い、今節連敗の花王コスメ小田原 フェニックス、厚木ＳＣが同率５位に並ぶという展開となっている。 （※「サファイアセクション」の戦績表はこちら） 「サファイアセクション」第２節は５月20日（金）～22日（日）の３日間、神奈川県厚木市・厚木市営及川球技場で開催される予定である。
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 「第55回日本女子ソフトボールリーグ」第１節石川大会は、 ４月16日・17日の両日、専光寺ソフトボール場で開催された  試合開始前の全体ミーティング。大会を支える審判員・記録員を はじめ、大会関係者が一堂に会し、連絡・伝達事項の確認を行う  「サファイアセクション」首位に立った靜甲  サファイアセクション」同率首位の平林金属 Peachblossos  「サファイアセクション」第２節は、５月20日〜22日、神奈川県厚木市で開催予定 |
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