※本コンテンツは2021年度シーズン終了時点の表示です。最新ページはこちら

1部リーグ 開幕節 20170422日()ビックカメラ高崎 VS 日立

0 seconds of 2 hours, 27 minutes, 35 secondsVolume 90%
Press shift question mark to access a list of keyboard shortcuts
Keyboard Shortcuts
Shortcuts Open/Close/ or ?
Play/PauseSPACE
Increase Volume
Decrease Volume
Seek Forward
Seek Backward
Captions On/Offc
Fullscreen/Exit Fullscreenf
Mute/Unmutem
Decrease Caption Size-
Increase Caption Size+ or =
Seek %0-9
00:00
00:00
2:27:35
 
RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【BIC】上野由岐子
敗戦投手【日立】岡村奈々
打撃成績 【日立】《本》林佑季
【BIC】《三》我妻悠香《二》中西舞衣
バッテリー
日立小薗美希、●岡村奈々-清原奈侑
BIC○上野由岐子-我妻悠香

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打

 創立50周年の記念すべきシーズンとなる2017年のシーズンの幕開けを飾る開幕試合、開幕節第1日第1試合は、昨シーズン「まさか……」の4位に沈み、「王座奪還」を誓うビックカメラ高崎 BEE QUEENと、前年3位からさらにステップアップを狙う日立 サンディーバが対戦した。
 
 BEE QUEENの先発は、昨シーズン、日本リーグ通算200勝、通算2000奪三振という「前人未踏」の大記録を達成した上野由岐子。一方、対するサンディーバも日本リーグの打撃部門の記録のほとんどでトップに立つ山田恵里を1番に起用。開幕戦の試合開始からいきなり「投打の現役進化形レジェンド対決」が実現した。
 
 そのいきなりの「現役進化形レジェンド対決」は、山田恵里が先発・上野由岐子の投じた初球を狙い打ち。センター前にはじき返し、出塁すると、すかさず盗塁。衰えを微塵も感じさせない俊足を活かし、無死二塁とし、2番・長谷川千尋が手堅く送り、一死三塁とチャンスを広げた。サンディーバは3番・林佑季の打席で、スリーボール・ツーストライクから2球続けてヒットエンドランを敢行。しかし、これが最悪の三振ゲッツーとなり、絶好のチャンスを逃した。
 
 BEE QUEENはその裏、この試合、1番に起用された森さやかがセンター前に痛烈にはじき返し、出塁。2番・糟谷舞乃が確実に送り、走者を得点圏に進めると、二死後、4番・山本優がセンター前にタイムリー。二塁走者がホームを踏み、先取点を奪った。
 
 その後は、BEE QUEEN・上野由岐子、サンディーバ・小薗美希の投げ合いとなり、1-0のまま、終盤5回裏を迎え、BEE QUEENはこの回先頭の7番・小松美樹が鮮やかなスラップを決め、三遊間を破るヒットで出塁。続く8番・我妻悠香はバントの構えでサンディーバ守備陣を引きつけ、一転、強打に切り替え、この当たりがライト頭上を越える三塁打となり、1点を追加。なお無死三塁のチャンスが続いたが、後続が代わった岡村奈々に抑えられ、追加点を奪うことができなかった。
 
 BEE QUEENが2点をリードしたまま、迎えた7回表、サンディーバはここまで1番・山田恵里が2安打放ったのみで他の打者はノーヒット。BEE QUEEN・上野由岐子に完全に抑え込まれていたが、キャプテン・林佑季が「意地」の一発をレフトスタンドに叩き込み、反撃の口火を切ると、一死後、5番・清原奈侑がセカンド内野安打。6番・田邊奈那のセンター前に落ちるポテンヒットで一・二塁と攻め立て、二死後、8番・木村千春が同点のタイムリー。ショート・市口侑果が懸命に差し出したグラブを「勝利への執念」で弾き飛ばし、二塁走者を迎え入れ、試合を振り出しに戻した。

(※7回表、サンディーバは木村千春のタイムリーで同点に追いつく)
 
 2-2の同点のまま、試合は延長タイブレーカーへもつれ込み、8回表、サンディーバは1番・山田恵里が故意四球で歩かされ、パスボールで無死二・三塁となると、2番・長谷川千尋も四球を選び、無死満塁。3番・林佑季はピッチャーゴロに倒れ、ホームゲッツー。チャンスを逃したかに見えたが、4番・那須千春が四球で歩き、再び満塁とすると、5番・清原奈侑への初球がパスボールとなり、三塁走者がホームイン。1点を勝ち越した。
 
 1点を追う立場となったBEE QUEENはその裏、3番・市口侑果の送りバントがキャッチャー前の小フライとなり、二塁走者がスタートを逡巡した後、ワンバウンドになるのを見て、改めてスタートを切ったが、三塁タッチアウト。これで「万事休す」かと思われたが、BEE QUEENがここから「底力」を見せる。4番・山本優がレフト前に落とし、5番・内藤実穂も三遊間を破り、一死満塁とし、この試合、6番・レフトでスターティングメンバーに抜擢された「期待の若手」中西舞衣がセンターのフェンスをワンバウンドで越えるエンタイトルツーベースを放ち、二者を迎え入れ、劇的な逆転サヨナラ。土壇場で試合をひっくり返し、岩渕有美新監督の「初陣」を飾った。

(※延長8回裏、BEE QUEENは中西舞衣が逆転サヨナラのツーベースヒットを放つ)

770
2017
4
22
04
22
SCORE BOARD
日(

    OFFICIAL PARTNERS / SUPPLIERS

    mizuno     セレスポ
    prtimes

    RELATED ORGANIZATION

    本事業は競技強化支援事業助成金を受けて実施しております。
    pc