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1部リーグ 第9節 20161022日()太陽誘電 VS 豊田自動織機

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RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【太陽誘電】藤田倭
敗戦投手【豊田織機】ケイラニ・リケッツ
打撃成績 【豊田織機】 
【太陽誘電】 
バッテリー
豊田織機●ケイラニ・リケッツ、栗田美穂-ケイリン・キャスティーヨ、澤井美佑
太陽誘電藤田倭、尾崎望良、○藤田倭-佐藤みなみ

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打


 「第49回日本女子ソフトボールリーグ」1部第9節山梨大会第1日第2試合は、前節まで8勝10敗の7位、23年連続の決勝トーナメント進出の可能性が消えてしまった豊田自動織機 シャイニングベガと、ここまで13勝5敗の同率2位。前半戦10勝1敗の快進撃を見せながら、後半戦再開後は3勝4敗とやや足踏み状態の太陽誘電 ソルフィーユが対戦した。

 ソルフィーユは3回裏、シャイニングベガ・先発のケイラニ・リケッツを攻め、この回先頭の1番・原田のどかが二遊間を破るヒットで出塁。走者を進めることができないまま、二死となってしまったが、4番・藤田倭が三遊間を破るヒットを放ち、一・二塁。ここで5番・佐藤みなみが詰まりながらもライト前に落とし、二塁走者が一気にホームイン。待望の先取点を挙げた。

 1点を先制されたシャイニングベガは、その直後の4回表、7番・DPとしてスターティングメンバーに名を連ね、試合開始直後に投手の守備を兼務し、「実質的な先発投手」となった左腕・尾崎望良を攻め、この回先頭の5番・中森菜摘が三遊間を破るヒットで出塁。6番・ケイラニ・リケッツがセーフティーバント気味にピッチャー前に転がすと、この打球を処理したピッチャー・尾崎望良がウィンドミルで一塁へ送球したが、高く逸れ、無死一・二塁(記録は内野安打)。7番・佐藤光紗が確実に送り、二・三塁としたところで、ソルフィーユはOPO(打撃専門選手)となっていた藤田倭を投手の守備に戻し、「勝負」に出ると、8番・国吉早乃花はレフトへのファウルフライ。レフト・原田のどかは「刺せる」と判断し、これを捕球し、バックホーム。しかし、代走に起用されていた三塁走者・神田結美の足が一瞬早く、ホームを踏み、1-1の同点に追いついた。

 同点に追いつかれたソルフィーユはその裏、一死から8番・大塚枝里香が二遊間をゴロで抜くヒットで出塁。9番・丸本里佳の犠打で二死ながら得点圏に走者を進めると、1番・原田のどかがレフト線へ痛烈な当たりのタイムリーを放ち、二塁走者が生還。(上段写真:4回裏、二死二塁からソルフィーユ・原田のどかが決勝のタイムリーを放つ)。再び1点をリードすると、5回裏には、この回先頭の3番・河野美里がショート内野安打。「気迫」の一塁ヘッドスライディングでチームの士気を鼓舞し、4番・藤田倭のセンター前ヒットをセンター・山科麻由佳がファンブルすると、一塁走者・河野美里が一気に三塁を陥れ、無死一・三塁。続く5番・佐藤みなみの2球目に一塁走者が盗塁を仕掛け、バントの構えで見送ると、ベースカバーが遅れ、キャッチャーの二塁送球がセンターに抜ける間に三塁走者が生還。大きな3点目を追加した。

 守っては、4回途中から登板した藤田倭が「貫禄」のピッチング。テンポの良い投球リズムで試合を作り、シャイニングベガ打線に追加点を許さず、3-1で逃げ切り、通算成績を14勝5敗とし、ビックカメラ高崎 BEE QUEEN、日立サンディーバと並んで同率2位の座を守った。

 敗れたシャイニングベガは8勝11敗。本来の調子の出ないまま、23年連続の決勝トーナメント進出を逃してしまった今シーズンを象徴するような試合展開。初回の無死二・三塁の絶好機にヒットエンドランが決まらず、離塁アウトでチャンスを逃す等、歯がゆい試合展開。4回表に一度は同点に追いつきながら(下段写真:シャイニングベガは4回表、一度は同点に追いついたのだが……)、その後、ズルズルと引き離され、敗戦。上位進出の常連チームが勝率5割も怪しくなってきた。



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