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1部リーグ 第8節 20161010日()デンソー VS 太陽誘電

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RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【デンソー】ジャクリン・トレイナ
敗戦投手【太陽誘電】藤田 倭
打撃成績 【太陽誘電】《本》藤田 倭、山本 晴香、河野 美里
【デンソー】《二》竹林 綾香、田中 真紀子
バッテリー
太陽誘電藤田 倭、尾崎 望良、●藤田 倭 - 佐藤 みなみ
デンソー○ジャクリン・トレイナ - 竹林 綾香

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打


「第49回日本女子ソフトボールリーグ」1部第8節・岩手大会第3日第3試合は、前日シオノギ製薬 ポポンギャルズ戦に3-6のサヨナラ負けを喫し、通算成績13勝4敗となった2位・太陽誘電 ソルフィーユと、ビックカメラ高崎 BEE QUEEN戦に2-6で敗れ、通算成績10勝7敗となった5位・デンソー ブライトペガサスが対戦。
 
 ブライトペガサス・ジャクリン・トレイナ、ソルフィーユ・尾崎望良の両投手の先発(ソルフィーユは初回の守り、先発・藤田倭と見せかけ、ⅮPに入っていた左腕・尾崎望良に投手の守備を兼務させ、「実質的な先発投手」とし、藤田倭をOPO(打撃専門選手)とする戦術に出た)ではじまった試合は、2回表、ソルフィーユがこの回先頭の4番・藤田倭のレフトへのソロホームランで1点を先制。このまま有利に試合を運ぶかに見えた。
 
 しかし、ブライトペガサスも3回裏、1番・増山由梨がサード強襲ヒットで出塁。送りバントで二塁に進むと、3番・竹林綾香がセンターオーバーのタイムリーツーベースを放ち、同点。さらに続く4番・テイラー・エドワーズの右中間へのタイムリーで逆転に成功した後、再び送りバントで二死二塁のチャンスが続き、6番・江口未来子もセンター前にはじき返すタイムリー。この回3点を挙げ、逆に2点のリードを奪った。

 こうなったらデンソーが有利に試合を進めるか……と思われたが、ソルフィーユも懸命に食らいつく。4回表、二死一塁から8番・山本晴香が左中間へ豪快にツーランホームランを叩き込み、アッという間に同点。試合はまさに両チーム譲らぬ「一進一退」の攻防となった。

 3-3の同点で迎えた5回裏、ブライトペガサスは実質的な先発投手・尾崎望良に代わって4回裏から登板したソルフィーユ・藤田倭を攻め、一死から4番・テイラー・エドワーズが四球で出塁。5番・田中真紀子のレフトオーバーのツーベースで二・三塁とすると、6番・江口未来子は故意四球で歩かされ、満塁。この絶好のチャンスに燃えた7番・狩野香寿美が一・二塁間に執念のタイムリーを放ち、1点を勝ち越し。代打・松木瑛里は空振り三振に倒れ、二死となったが、続く代打・川畑瞳の打席での3球目がワイルドピッチとなる間にもう1点を追加(上段写真:ブライトペガサスは5回裏、1点を勝ち越した後、幸運にもワイルドピッチで決勝点となる5点目を挙げた)。この回大きな2点を奪い、勝利をグッと引き寄せた。

 守っては、先発・ジャクリン・トレイナが7回表、ソルフィーユの3番・河野美里にソロホームランを浴びて1点差に詰め寄られる等「苦しいピッチング」に終始したが、何とかこのリードを最後まで守り抜き、5-4で接戦に勝利。今節2勝1敗と勝ち越して通算成績を11勝7敗に伸ばし、決勝トーナメント進出を巡る上位争いに踏み止まった。
 
 一方、敗れたソルフィーユは今節1勝2敗と負け越し、通算成績13勝5敗。この日勝利を収めたビックカメラ高崎 BEE QUEENに同率2位で並ばれる形となった(下段写真:今節負け越しとなったソルフィーユ。しぶとさのある打線・攻撃力は評価できるが、「左右の二枚看板」の一人・藤田倭が今ひとつピリッとしない投球内容……。残り2節の戦いで挽回できるか、注目したい)。



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