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1部リーグ 予備節 20151019日()NECプラットフォームズ VS ビックカメラ高崎

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後攻

NECプラットフォームズ

12345678910111213R
BIC             
NEC             

20151019日(12:40 天城ドーム

先攻

ビックカメラ高崎

RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【BIC】濱村ゆかり
敗戦投手【NEC】三木綾菜
打撃成績 【BIC】《満本》メーガン・ウィギンズ《本》森さやか《二》糟谷舞乃、小松美樹、市口侑果
【NEC】 
バッテリー
BIC上野由岐子、○濱村ゆかり、中野花菜-我妻悠香
NEC●三木綾菜、豊永優、三木綾菜-瀧下麻理

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打


 「第48回日本女子ソフトボールリーグ1部第予備節」が静岡県伊豆市の天城ドームで行われ、第7節富山大会で雨天中止・順延となっていた2試合を実施。第2試合は、ここまで17勝4敗、2位での決勝トーナメント進出を決めているビックカメラ高崎と、この試合に勝利するか、たとえ敗れても4点差以内の敗戦であれば、総得失点差で同率に並ぶペヤングをかわし、「2部リーグ自動降格」を回避、2部リーグ2位・大垣ミナモソフトボールクラブとの入替戦出場が決まるNECプラットフォームズが対戦した。
 
 試合は序盤、ビックカメラ高崎・上野由岐子、NECプラットフォームズ・三木綾菜、両先発投手がピンチはありながらも後続を断ち、両チーム無得点。0-0のまま、迎えた3回表、ビックカメラ高崎は、この回先頭の9番・糟谷舞乃、1番・山本優、2番・小松美樹の3連打で無死満塁と攻め立て、一死後、4番・メーガン・ウィギンズが天城ドームの天井を直撃する「認定ホームラン」。打った瞬間は平凡なセンターフライに見えたが……。思ったより高く舞い上がった打球が、天城ドームのグラウンドルール(特別ルール)で定めた「ホームラン」の部位を直撃する「グランドスラム」となり、ビックカメラ高崎に一挙4点がもたらされた(上段写真/先制の満塁ホームランを放ったビックカメラ高崎・メーガン・ウィギンズ。この一発で打点王争いでもトップに立ち、本塁打・打点の「二冠」を手にする結果となった)。この「一発」で試合の流れは完全にビックカメラ高崎へと傾き、6番・森さやかにも天城ドームの天井を直撃する「認定ホームラン」となるツーランホームランが飛び出し、この回大量6点を先制。NECプラットフォームズに与えられていた「アドバンテージ」はアッという間になくなり、ここから最低でも2点を挙げ、この試合の得失点差を「4」以内にするしか、「2部リーグ自動降格」を回避する道はなくなってしまった。
 
 しかし……火のついたビックカメラ高崎打線の「勢い」を止めることができず、21安打を浴び、20失点。4回裏、代わった濱村ゆかりから一挙4点を返し、平日にも関わらず、大挙して駆けつけてくれた応援団を沸かせる場面もあったが、反撃もここまで。4-20で大敗し、通算成績3勝19敗でペヤングと並んだものの、総得失点差で下回る結果となり、1シーズンでの2部リーグ降格が決まってしまった(下段写真/NECプラットフォームズもチーム一丸、最後まで全力で戦ったのだが……)。
 
 勝ったビックカメラ高崎は通算成績18勝4敗の2位で決勝トーナメント進出。「ビックカメラ」としての初年度を「優勝」で飾るべく、決勝トーナメントへ駒を進めることになった。
 
 「第48回日本女子ソフトボールリーグ1部」はこれでレギュラーシーズンの全日程を終了。上位4チーム(1位・トヨタ自動車、2位・ビックカメラ高崎、3位・豊田自動織機、4位・Honda)による決勝トーナメント(10月31日(土)・11月1日(日)の両日、愛知県名古屋市・ナゴヤドームで開催)へ戦いの舞台を移すことになった。
 
 また、1部・2部入替戦(10月29日(木)・30日(金)の両日、静岡県伊豆市・天城ドームで開催)は、1部11位・ペヤングと2部2位・大垣ミナモソフトボールクラブとの間で争われ、3試合制のプレイオフ(先に2勝したチームの1部残留または昇格が決定。また、第3戦は1勝1敗となったときのみ、実施)で雌雄を決することになる。



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