2部リーグ 第5節/順位決定節 2014年10月12日(日)靜甲 VS 大垣ミナモソフトボールクラブ
靜甲
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | R | ||
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| 大垣ミナモ | |||||||||||||||
| 靜甲 |
2014年10月12日(日) 13:00 ひびきコスモス運動場
大垣ミナモソフトボールクラブ
| RESULT | REPORT | |||||||||||||||
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《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打 | ![]() <2位決定戦(入替戦出場チーム決定戦)> この試合に勝てば、1部11位との入替戦出場の権利を得ることができ、1部昇格への可能性がつながる大事な試合、大垣ミナモソフトボールクラブ・山田麻未、靜甲・鈴木麻美、両エースの先発で試合がはじまった。 先攻の大垣ミナモソフトボールクラブは初回、簡単に二死となった後、3番・新井賢紗が四球を選び、出塁。続く4番・伊藤良恵の打球が、台風19号の影響で吹き荒れる強風に煽られ、左中間に落下。二死ながら二・三塁とチャンスを広げると、5番・粕谷朋世がレフトオーバーのタイムリーツーベースを放ち、この回2点を先制した。 大垣ミナモソフトボールクラブは3回表、「元日本代表」であり、シドニーオリンピック銀メダル、アテネオリンピック銅メダルの輝かしい実績を持ち、監督兼選手としてチームを引っ張る4番・伊藤良恵がセンターへソロホームラン。貴重な追加点を挙げ、このまま押し切るかに見えた。 3点をリードされた靜甲は4回裏、一死から3番・吉田早希、4番・山崎奈美佳の連続ツーベースでまず1点を返し、5番・松井志帆実もしぶとくセンター前にタイムリーを放ち、1点差。ここで靜甲・森辰夫監督が代打・鹿目真実を起用。この采配がズバリと当たり、鹿目真実がレフト線を鋭く破るタイムリーツーベース。一気に同点に追いついた。 これで息を吹き返した靜甲は続く5回裏、この回先頭の9番・泉夏帆がレフト線ギリギリに落ちるツーベースヒットを放ち、チャンスメイク。1番・植松尚子が確実に犠打で三塁に走者を進め、二死後、3番・吉田早希が四球を選び、一・三塁とチャンスを広げると、4番・山崎奈美佳、5番・松井志帆実の連続タイムリーで3点を勝ち越し(写真は、5回裏、決定的な6点目のホームインを果たした靜甲・山崎奈美佳)。完全に形勢が逆転した。 守っては、先発・鈴木麻美がベテランらしい落ち着いたピッチングを見せ、懸命の反撃を試みる大垣ミナモソフトボールクラブに追加点を許さず、6-3で逃げ切り、1部11位との入替戦出場の権利を得た。 敗れた大垣ミナモソフトボールクラブは、ホープセクションを1位で駆け抜け、勝てば無条件で1部昇格が決まるNECアクセステクニカ戦に3点をリードしながら追いつかれ、延長タイブレーカーの死闘の末、逆転負け。 この靜甲戦でも、同じように3点を先制しながら、リードを守れず、逆転負け。信じられないような2試合連続の逆転負けで1部昇格のチャンスを逃してしまった。 | |||||||||||||||