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[2024年03月01日] 令和6年度「第57回日本女子ソフトボールリーグ」担当審判員を発表!

 開幕が迫る「第57回日本女子ソフトボールリーグ」を担当する審判員50名が発表された。
※「第57回日本女子ソフトボールリーグ」担当審判員一覧はこちら

 この「第57回日本女子ソフトボールリーグ」担当審判員(同時にJD.LEAGUEの審判員も担当する)50名は、昨年12月15日(金)~17日(日)の3日間にわたり、静岡県伊豆市・天城ドームを会場に開催された「令和6年度JD.LEAGUE・日本女子リーグ担当審判員選考会」で選び抜かれた「精鋭」。
 ここ数年の選考会は〝コロナ禍〟の影響もあって、リーグ担当審判員歴2年以上の者は「第2次選考」(筆記・実技選考)免除としていたが、今回はJD.LEAGUE「プレーオフ」「ダイヤモンドシリーズ」を担当した審判員10名のみを「選考会免除」とし、残るすべてのリーグ担当審判員希望者(55名/各都道府県ソフトボール協会の推薦者)を横一線に並べ、選考。リーグ審判員として経験豊富な審判員も含め、互いの競争意識」を高めるとともに、改めてその資質・実力が備わっているかを問い直す厳しい選考が行われ、40名の審判員が「難関」を突破し、選考会免除の10名を含め、50名の審判員が「晴れの舞台」に立つことになった。

 選考会の選考委員は(公財)日本ソフトボール協会・神谷和宏審判委員長をはじめ、足袋抜豊松審判副委員長、水野直輝審判副委員長、小牧司審判副委員長、岡野秀子委員、渡瀬達生委員が担当。選考会初日(15日/金)は筆記試験が行われ、日本のトップリーグを担当する審判員として必要なルールの知識が身についているか、また実際に起こり得る複雑なルールについてもしっかりと理解し、適用できるか等が問われる難問揃いの筆記試験に臨んだ。
 選考会2日目(16日/土)は、実技選考に移り、地元・静岡の飛龍高校、星陵高校、静岡北高校、3校の男子ソフトボール部の協力を得て、三塁塁審、二塁塁審、一塁塁審、球審の順で4人制での審判実技の選考(ローテーションしながらの実戦形式の選考)が行われた。
 また、それと並行してブルペンでは投球判定の審査も行われ、渡瀬達生委員が参加者一人ひとりのストライクゾーンを入念に確認。正確な判定はもちろんのこと、ジェスチャーやコール(発声、声の大きさ)に至るまで細かくチェック。トップリーグを担当するにふさわしい能力・資質を備えているか、厳しい「目」が注がれ、その一挙手一投足すべてがその審査対象となった。
 選考会最終日(17日/日)も引き続き実技選考が行われ、日本のトップリーグを担当するに相応しい審判員であるかどうかが厳しく最終確認。3日間にわたる選考会の末、2024シーズン(令和6年度)を担当する審判員が選出され、このほど(公財)日本ソフトボール協会理事会の承認を経て正式発表される運びとなった。

 チームも来るべきシーズンの開幕に備え、懸命に準備を進めている。この日本女子ソフトボールリーグ、JD.LEAGUEを担当する審判員の皆さんも厳正・公正なジャッジで大会を盛り上げてくれることを期待したい。
 

昨年末の厳しい選考の末、今シーズンのリーグを担当する審判員が選出された


選考会ではルールのペーパーテスト、実技試験が実施され、選考委員の「厳しい目」が注がれた


日本が世界に誇る「トップリーグ」だけに厳正・公正なジャッジが求められる


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