サファイア 20231001日()Citrine Ichinomiya VS 靜甲

この試合の動画配信はありません
RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【靜甲】山本すみれ
敗戦投手【Citrine】阿蘓七瑚
打撃成績 【靜甲】 
【Citrine】《三》仁科芽惟《二》宮本星南
バッテリー
靜甲豊田彩乃、○山本すみれ-井上葉菜
Citrine●阿蘓七瑚-林佑奈

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打

 「第56回日本女子ソフトボールリーグ」第4節・サファイアセクションは、岡山県新見市・憩いとふれあいの公園野球場を会場に開催され、第3日(最終日)第1試合は、前日(9月30日/土)、小泉病院 Blue Arrowsとの「首位攻防戦」に敗れ。通算成績7勝3敗で「単独首位」の座から陥落。小泉病院 Blue Arrowsに「同率首位」に並ばれてしまった靜甲と、前日のルネス紅葉スポーツ柔整専門学校戦に勝ち、久々の勝利を手にし、ここまで4勝7敗で5位のCitrine Ichinomiyaが対戦した。
 
 先攻の靜甲は初回、Citrine Ichinomiyaの先発・阿蘓七瑚の立ち上がりを攻め、1番・山本佳世が四球で出塁し、次打者のピッチャーゴロの間に二塁へ進塁。3番・井上葉菜も四球で歩き、一死一・二塁とチャンスを広げ、4番・伴野彩実のサードへの当たりがエラーを誘い、二塁走者が一気に生還。靜甲が初回に先取点を挙げた。

 1点を追うCitrine Ichinomiyaは4回表、靜甲の先発・豊田彩乃を攻め、この回先頭の3番・宮本星南がライト線へ二塁打。次打者をレフトフライに打ち取ったところで山本すみれを投入。「Wエース」をつなぐ投手リレーで後続をショートゴロ、セカンドフライに打ち取り、無失点でピンチを切り抜け、その後は6回まで「0」を重ね、このまま逃げ切るかと思われた。

 Citrine Ichinomiyaは最終回、死球、犠打で一死二塁の「一打同点」のチャンスをつかみ、二死後、1番・仁科芽惟が「起死回生」のタイムリースリーベース! 二塁走者が還り、土壇場で1-1の同点に追いつき、試合はそのまま延長タイブレークにもつれ込んだ。

(※Citrine Ichinomiyaは最終回、仁科芽惟が「起死回生」の適時三塁打を放ち、土壇場で1-1の同点に追いついたが……)
 
 延長タイブレークに入った8回表、靜甲は犠打で確実に走者を三塁へ進め、2番・田村ひかりの打席でヒットエンドランを仕掛けると、これがショート内野安打となり、三塁走者を迎え入れ、1点を勝ち越し。結果的にこの1点が決勝点となった。

(※靜甲は8回表、田村ひかりがヒットエンドランを決め、決勝点を挙げた)
 
 Citrine Ichinomiyaはその裏、タイブレークの走者を犠打で三塁へ進めたものの、後続がショートゴロ、サードゴロに打ち取られ、試合終了。靜甲が「Wエース」を惜しげもなく投入する投手リレーで2-1の1点差で逃げ切り、通算成績8勝3敗とし、「同率首位」で「第4節」を終えた。
 
 敗れたCitrine Ichinomiyaは4勝8敗。前日(9月30日/土)のルネス紅葉スポーツ柔整専門学校戦で久々の勝利を手にし、連敗を「5」でストップさせ、この試合も延長タイブレークにもつれ込む熱戦を演じたが……「連勝」はならなかった。

pc