サファイア 20230930日()小泉病院 VS 靜甲

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RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【小泉病院】原田 悠
敗戦投手【靜甲】東野 真咲
打撃成績 【靜甲】 
【小泉病院】《本》藤井 美七花《二》佐々木 彩葉
バッテリー
靜甲●東野 真咲、山本 すみれ-井上 葉菜
小泉病院○原田 悠-藤井 美七花

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打

 「第56回日本女子ソフトボールリーグ」第4節・サファイアセクションは、岡山県新見市・憩いとふれあいの公園野球場を会場に開催され、第2日第1試合は、通算成績7勝2敗で首位を走る靜甲と、ここまで6勝3敗の2位で追走、この試合に勝てば「同率首位」に並び「得失点差」で上回る可能性のある小泉病院 Blue Arrowsが「直接対決」。「首位攻防戦」の大一番を迎えた。
 
 注目の「首位攻防戦」は、「首位」靜甲が「Wエース」ではなく、前日(9月29日/金)の平林金属 Peachblossoms戦でも先発に起用された東野真咲をこの「大一番」でも先発に大抜擢。その東野真咲の立ち上がりに小泉病院 Blue Arrows打線が襲いかかり、一死から2番・穐山奈央が四球を選び、出塁すると、3番・佐々木彩葉が右中間を破る先制の二塁打。チームを引っ張る「キャプテン」がこの「大一番」で先制点を叩き出す「大仕事」をやってのけた。
 
 これで勢いに乗った小泉病院 Blue Arrowsは、続く2回裏にも二死走者なしから9番・藤井美七花がセンター頭上を越えるソロホ―ムランを放ち、2点目。貴重な追加点を挙げた。

(※小泉病院 Blue Arrowsは2回裏、藤井美七花が貴重な追加点となるソロホ―ムランを放つ!)
 
 靜甲は先発・東野真咲が2点を失った後、「Wエース」の一人・山本すみれを3回から投入。追加点を許さず、味方打線の援護を待った。

(※靜甲はリリーフした山本すみれが無失点の好投を見せたが……)
 
 しかし……頼みの靜甲打線が小泉病院 Blue Arrowsの「エース」原田悠を打ちあぐみ、わずか3安打に抑え込まれ、チャンスらしいチャンスも作れぬまま、完封負け。3敗目を喫し、通算成績7勝3敗となり、「同率首位」に並ばれてしまった。

 勝った小泉病院 Blue Arrowsは7勝目。「首位」を走る靜甲の背中をついにとらえ、7勝3敗で同率首位に並び、対戦得失点差(小泉病院 Blue Arrows+1、靜甲-1)と優位に立った。「キャプテン」が先制打を叩き出し、「第3節」終了時点で「サファイアセクション」防御率1位(1.56)の「エース」原田悠が、その「実績」「数字」を裏づけ、証明するかのような完封勝利。チームを支え、引っ張る「投打の大黒柱」が活躍する理想的な試合展開で快勝し、「同率首位」に並んだ。

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