サファイア 2023年09月02日（土）ＹＫＫ VS 小泉病院

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RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【小泉病院】原田 悠
敗戦投手【ＹＫＫ】市六 有那
打撃成績 【小泉病院】《三》立川 夏波《二》福元 果葉、奥本 純子
【ＹＫＫ】《三》東郷 佑実、大内 麻里奈《二》東郷 佑実、杉浦 紗南、宮坂 佑希
バッテリー
小泉病院○原田 悠－藤井 美七花
ＹＫＫ●市六 有那－青木 千秋

《本》:本塁打　《三》：三塁打　《二》：二塁打

　「第56回日本女子ソフトボールリーグ」サファイアセクション第３節は、栃木県大田原市美原公園第２球場で行われた。
 
　ここまで両チームはともに３勝３敗、同率２位で並ぶ。勝った方が単独で「順位決定節」Ａブロック（両セクション１位・２位により優勝を争うブロック）圏内に残るという大事な一戦だ。どちらも気合十分で、試合開始直後から点の取り合いになった。この一戦に掛けてきたことが伝わる。
 
　先制したのはＹＫＫ。１回裏、３番・東郷佑実がレフト線への三塁打を放ち、続く４番・大内麻里奈もセンター横を破る三塁打で先制。その直後の２回表、今度は小泉病院 Blue Arrowsは６番・立川夏波が三塁打。７番・藤井美七花は四球を選び一・三塁とすると、９番・福元果葉が左中間を破る二塁打。二者が還って逆転に成功する。今度はまたその直後の２回裏、ＹＫＫは６番・近野結美がセンター前ヒットで出ると、７番・山根美優が確実に送る。二死後、９番・佐々木明莉がショートの横を破るタイムリーで同点に追いついた。
 
　立ち上がりに苦しんだ両ピッチャーだったが、その後はともに再三再四のピンチをしのいでいく。どちらも得点圏に進められるものの１、２回のようなタイムリーを許さない。３～７回はスコアボードに「０」だけが並んでいき、２−２のまま延長タイブレークへ突入した。
 
　８回表、強硬策に出た小泉病院 Blue Arrowsは、５番・奥本純子がセンターの頭上を破る二塁打でまずは１点。後続が倒れ二死になるが、８番・森田真由が粘って四球を選び盗塁を決めると再びベンチは押せ押せムードに。ここで９番・福元果葉がサードベース直撃という強烈な打球の２点タイムリーを放った。
（福元果葉が振り抜いた打球は、サードベースを直撃して大きく弾かれた。これが決勝点になった）
 
　３点差となり強攻策に出るしかなくなったＹＫＫ。二死から１番・宮坂佑希が意地のタイムリー二塁打を放つが、反撃はここまでだった。
（強攻策しかなくなったが、最後まで諦めないＹＫＫ。宮坂佑希がタイムリーを放った）
 
　これで小泉病院 Blue Arrowsが単独２位の座を手にした。敗れたＹＫＫは、中盤からやや優位に試合を進めていただけに、悔やまれる敗戦になってしまった。

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