サファイア 2023年05月21日（日）靜甲 VS Ｃｉｔｒｉｎｅ Ichinomiya

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RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【靜甲】山本すみれ
敗戦投手【Ｃｉｔｒｉｎｅ】川原麻里
打撃成績 【Ｃｉｔｒｉｎｅ】　
【靜甲】《二》山本佳世、谷茂岡耀
バッテリー
Ｃｉｔｒｉｎｅ●川原麻里、山下紗季－三宅萌里、林佑奈
靜甲豊田彩乃、○山本すみれ－井上葉菜

《本》:本塁打　《三》：三塁打　《二》：二塁打

　「第56回日本女子ソフトボールリーグ」第２節・サファイアセクションは、静岡県富士宮市・富士山スタジアムを会場に開催され、第３日第３試合は、開幕から無傷の４連勝、快調に「サファイアセクション」首位を走る靜甲と、前日（５月20日／土）のルネス紅葉スポーツ柔整専門学校戦に９－０の大勝。通算成績２勝１敗、首位・靜甲の「連勝」をストップさせ、「混戦」に持ち込みたいＣｉｔｒｉｎｅ Ichinomiyaが対戦した。
 
　後攻の靜甲は初回、Ｃｉｔｒｉｎｅ Ichinomiyaの先発・川原麻里の立ち上がりを攻め、１番・山本佳世がいきなりの左中間二塁打。犠打で確実に走者を三塁へ進め、３番・井上葉菜が四球で歩き、盗塁で二・三塁とした後、４番・西村雛がレフトへ犠牲フライを打ち上げ、三塁走者を迎え入れ、先取点を挙げた。
 
　１点をリードされ、迎えた４回表、Ｃｉｔｒｉｎｅ Ichinomiyaは２番・五十嵐綺羅良、３番・宮本星南の連打で無死一・二塁。次打者のサードゴロで一塁走者が二塁フォースアウトとなり、一死一・三塁となった後、５番・三宅萌里のセカンドフライを「まさか……」の落球。首位・靜甲の信じられないようなミスで三塁走者が還り、試合は１－１の同点、振り出しに戻った。
　Ｃｉｔｒｉｎｅ Ichinomiyaは同点に追いつき、なお一死一・二塁の勝ち越しのチャンスが続いたが、靜甲ベンチが動き、先発・豊田彩乃から山本すみれに投手交代。後続をピッチャーゴロ、見逃しの三振に斬って取り、ピンチを脱した。
 
　１－１の同点のまま、迎えた６回裏、靜甲は６番・半田由佳、途中出場の７番・伴野彩実の連打に相手守備の乱れが絡み、まず１点を勝ち越し。なお一死三塁と走者が残り、四球、盗塁で二・三塁とチャンスを広げ、９番・伊藤茉奈のピッチャーゴロで三塁走者が飛び出したものの、巧みにタッチをかわして帰塁し、満塁。１番・山本佳世、２番・谷茂岡耀の長短打で３点を加え、この回決定的な４点を挙げ、勝負を決めた。
（※靜甲は６回裏、谷茂岡耀の適時二塁打等で４点を勝ち越し！
 
　Ｃｉｔｒｉｎｅ Ichinomiyaも最後まで諦めず、懸命の反撃を試みたが……靜甲の豊田彩乃、山本すみれと「Ｗエース」をつなぐ「必勝リレー」の前に得点は相手守備の乱れから挙げた４回表の１点のみ。１－５で敗れ、通算成績２勝２敗となった。

 
　苦しみながらも終盤突き放し、５－１で勝利した靜甲は今節３連勝。相手を圧倒するような強さこそ感じられないものの、しぶとく、確実に、勝ち星を積み上げ、開幕からの無傷の連勝を「５」に伸ばし、「サファイアセクション」単独首位に立っている。

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