サファイア 2023年05月20日（土）ＹＫＫ VS 平林金属

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RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【ＹＫＫ】市六有那
敗戦投手【平林金属】橋口紫織
打撃成績 【平林金属】　
【ＹＫＫ】《本》大内麻里奈《二》大内麻里奈、佐々木明莉
バッテリー
平林金属●橋口紫織、勝田日菜子、清由都季－片山瑠奈
ＹＫＫ○市六有那－青木千秋

《本》:本塁打　《三》：三塁打　《二》：二塁打

　「第56回日本女子ソフトボールリーグ」第２節・サファイアセクションは、静岡県富士宮市・富士山スタジアムを会場に開催され、第２日第１試合は、第１節は１勝１敗、前日（５月19日／金）の試合が雨天順延となり、この試合が第２節の「初戦」となったＹＫＫと、前日の靜甲戦で１点に泣き、０－１の完封負けを喫し、通算成績１勝２敗ととなった平林金属 Peachblossomsが対戦した。
 
　後攻のＹＫＫは初回、平林金属 Peachblossomsの先発・橋口紫織の立ち上がりをとらえ、１番・東郷佑実がいきなりのライト前ヒットで出塁。次打者は走者を進められず、ファーストゴロで一塁走者が二塁フォースアウトになったが、３番・宮坂佑希の死球で一死一・二塁とした後、４番・大内麻里奈が右中間を破る走者一掃の適時二塁打。まず２点を先制し、さらに２四球等で二死満塁と走者を溜め、８番・本田理紗、９番・佐々木明莉の長短打で４点を追加。初回に大量６点を挙げ、早々と試合を決めてしまった。

（※ＹＫＫは初回、大内麻里奈の適時二塁打を含む４本の長短打を集中し、大量６点を先制！）
 
　２回表に１点を返され、６－１とリードはしているものの、なかなか追加点を奪えないまま、迎えた終盤６回表、ＹＫＫは先制の二塁打を放った４番・大内麻里奈が、２回裏から登板し、追加点を許さぬ好投を見せていた勝田日菜子から、敵失で出塁した走者を二塁に置き、ダメ押しとなるツーランホームラン！　豪快にレフトスタンドに叩き込み、平林金属 Peachblossomsの息の根を止めた。

　一方、平林金属 Peachblossomsは２回表、「投打二刀流」の９番・橋口紫織が二死二塁からタイムリーを放ち、反撃の口火を切り、３回表にも内野安打、盗塁、四球で一死一・二塁と攻め立て、反撃の機運がさらに高まるかに見えたが……サインミスか、４番・岡田望の２球目、二塁走者がスタート。三塁盗塁を仕掛けたが、タッチアウト。まだ得点差もあり、走者を溜め、中軸にじっくり打たせたい場面だったが……走塁ミス、サインミスで自ら開きかけていた反撃の突破口を閉じてしまった。
（※平林金属 Peachblossomsは３回表、一死一・二塁から三塁盗塁失敗。自らの手でチャンスを潰してしまった）
 
　勝ったＹＫＫは通算成績２勝１敗。鮮やかな先制攻撃と「エース」市六有那の粘り強いピッチングで８－１と大勝し、上位争いに踏み止まる大きな１勝を挙げた。
 
　敗れた平林金属 Peachblossomsは前日に続き、連敗。先発を托された「キャプテン」橋口紫織が初回に４本の長短打を浴び、６失点。「投打二刀流」自らのタイムリーで１点を返す「意地」も見せたが……１－８と大敗し、通算成績１勝３敗と上位争いから後退する手痛い連敗を喫してしまった。

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