プラチナ 2023年11月05日（日）大和電機工業 VS ＹＫＫ

RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【ＹＫＫ】市六 有那
敗戦投手【大和電機】斉藤 未来
打撃成績 【ＹＫＫ】《三》東郷 佑実
【大和電機】《二》堀 あかね
バッテリー
ＹＫＫ○市六 有那－青木 千秋
大和電機●斉藤 未来、古川 歩佳、大串 都未希－堀 あかね

《本》:本塁打　《三》：三塁打　《二》：二塁打

　「第56回日本女子ソフトボールリーグ」の最終順位を決定する「順位決定節」が、11月３日（金／祝）～５日（日）の３日間、広島県尾道市・尾道市御調ソフトボール球場を会場に開催され、「プラチナセクション」「サファイアセクション」の３位・４位による「５位～８位決定戦」にあたる「Ｂブロック」は大会最終日、最終順位決定戦を迎えた。
　最終日第２試合は、レギュラーシーズン８勝５敗で「サファイアセクション」３位。「Ｂブロック」リーグ戦の初戦、「サファイアセクション」４位の花王コスメ小田原 フェニックス（レギュラーシーズン５勝８敗）に７－３で快勝。翌日のダブルヘッダーでは「プラチナセクション」３位の大和電機工業（レギュラーシーズン９勝４敗）戦は０－５で完敗したものの。続く「サファイアセクション」４位の平林金属 Peachblossoms（レギュラーシーズン６勝７敗）戦は２－１の逆転勝利。リーグ戦２勝１敗で２位のＹＫＫと、レギュラーシーズン９勝４敗で「プラチナセクション」３位。初戦、「サファイアセクション」４位の平林金属 Peachblossomsに11－２で大勝。翌日のダブルヘッダーで「サファイアセクション」３位のＹＫＫに５－０と圧勝し、連勝。この時点で「５位・６位決定戦」進出が決まり、最終戦の「プラチナセクション」４位の花王コスメ小田原 フェニックス戦を１－３で落とし、リーグ戦２勝１敗でＹＫＫと「同率」で並んだが「直接対決」の勝利がモノをいい、リーグ戦１位で「５位・６位決定戦」進出を決めた大和電機工業が対戦した。
 
　両チーム無得点で迎えた３回表、ＹＫＫは一死から四球の走者を出すと、犠打で二死ながら走者を得点圏に進め、１番・東郷佑実が二遊間を抜くタイムリー！　二塁走者が還り、先取点を挙げた。
 
　ＹＫＫは５回表にも、安打で出塁した走者を犠打で二塁へ進め、１番・東郷佑実がレフト頭上を越えるタイムリースリーベース。貴重な追加点を挙げ、２－０とリードを広げた。
 
　毎回のように走者を出しながら得点できずにいた大和電機工業は、ようやく６回裏、好投のＹＫＫの「エース」市六有那をついにとらえ、上原彩瑛、堀あかねの長短打で１点を返し、なお一死二塁の「一打同点」のチャンスが続いたが……後続がセンターフライ、ライトファウルフライに倒れ、１点どまり。同点に追いつくチャンスを逃してしまった。

（※大和電機工業は６回表、１点を返し、１点差に追い上げたが……）
 
　ＹＫＫの「エース」市六有那は、毎回のように走者を背負い、７安打を浴びながら、「強打」が売り物の大和電機工業打線を１点に抑え、２－１で逃げ切り。「Ｂブロック」最上位である「５位」の座を確保した。

（※１失点の完投勝利！　ＹＫＫの「エース」市六有那）
 
　昨シーズンの「日本リーグの覇者」大和電機工業は６位で終戦。「王者」らしい集中力・爆発力を感じさせる試合もあったが……それをコンスタントに発揮できず、好・不調「波」、試合ごとの出来・不出来の差が激しく、何となく「消化不良」のまま、「もっとできるはず」の強い思いを残したまま、６位でシーズンを終えることになった。

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