プラチナ 2023年05月22日（月）ペヤング VS ＶＯＮＤＳ市原

RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【ＶＯＮＤＳ】山本優花
敗戦投手【ペヤング】山下実依
打撃成績 【ＶＯＮＤＳ】《本》小林かな実《三》加藤花澄
【ペヤング】《二》藤井杏朱、山岸澪衣②
バッテリー
ＶＯＮＤＳ○山本優花－加藤花澄
ペヤング●山下実依、池上紗葵、平山綾乃－志賀彩音

《本》:本塁打　《三》：三塁打　《二》：二塁打

　「第56回日本女子ソフトボールリーグ」プラチナセクション第２節は、神奈川県厚木市・及川球技場で行われた。この４日目は、初日に雨で中止となった第２、第３試合が延期されたもの。
 
　前日にMORI ALL WAVE KANOYAとの全勝対決に勝利し、単独首位に立ったＶＯＮＤＳ市原。この試合に先だって行われた試合で、MORI ALL WAVE KANOYAが勝っているだけに、ここも勝って単独首位をキープしたいところだ。一方のペヤングは今シーズン未勝利。だが、前日はあと一歩という好ゲームを演じている。相手が「全勝の首位」のチームであっても臆することなく立ち向かいたい。

　先攻のＶＯＮＤＳ市原は初回、１番・鈴木真由子が一・二塁間を抜くヒット。２番・千葉春海は死球。３番・甲斐千夏が送って、一死二・三塁とすると、４番・小林かな実が左中間スタンドに運ぶスリーランホームラン！　頼れる「主砲」の一振りでＶＯＮＤＳ市原が先手を取った。
（※小林かな実が豪快に振り切ると、打球はグングン伸びて左中間へのスリーランホームラン！　ＶＯＮＤＳ市原が初回に３点を先制！！）

　ペヤングもその裏、すぐに反撃。１番・藤井杏朱が右中間を破るツーベースヒットを打つと、２番・髙泉小雪が送って三塁へ進塁。４番・大﨑小夏は四球を選んで、一死一・三塁とした後、５番・山岸澪衣がツーベースを放って１点を返した。
（※初回に３点を先制されたペヤングはその裏、山岸澪衣がライトオーバーのツーベースヒットを打ち、１点を返す）

　２回・３回はお互い三者凡退。３－１のまま中盤へ入った。２点差なら、この後の展開次第でペヤングにもチャンスがある。先発・山下実依から池上紗葵へ早めの継投で活路を見出そうとした。

　試合が再び動いたのは４回表だった。ＶＯＮＤＳ市原は、四死球でランナーを溜めると、7番・小野寺萌がライト前への２点タイムリー。さらにワイルドピッチで１点を追加。再び四死球で満塁とすると３番・甲斐千夏は死球で押し出し。試合を決定づける４点が入った。７回表にも５番・加藤花澄のタイムリースリーベースで１点を加え、８―１と大きくリードを広げ、そのまま勝利を収めた。

　ペヤングはこれで開幕から５連敗。まずはなんとか１勝を。ＶＯＮＤＳ市原は、負けなしの５連勝。前半戦を単独首位で折り返した。

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