1部リーグ 第5節 20210509日()ビックカメラ高崎 VS デンソー

RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【BIC】上野由岐子
敗戦投手【デンソー】カーリー・フーバー
打撃成績 【デンソー】《本》吉松梨乃
【BIC】《本》大工谷真波
バッテリー
デンソー●カーリー・フーバー-吉松梨乃
BIC藤田倭、○上野由岐子-我妻悠香

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打

 「第54回日本女子ソフトボールリーグ」1部第5節高崎大会・第3日第2試合は、ここまで7勝3敗の「同率首位」、日本リーグ「3連覇」を狙う「王者」ビックカメラ高崎 BEE QUEENと、同じく7勝3敗の「同率首位」に並ぶデンソー ブライトペガサスが対戦。前半戦最終戦が注目の「首位攻防戦」となった。

 BEE QUEENの先発は藤田倭。その立ち上がりをブライトペガサスが攻め、1番・洲鎌夏子が三遊間を痛烈に破る安打で出塁。2番・山田恵里にはフェンス際まで運ばれ、ライト・藤本麗が好捕したものの、一塁走者がタッチアップから二塁へ進塁。パスボールで走者が三塁へ進み、3番・吉田彩夏も四球で歩き、一死一・三塁。次打者のセカンドゴロで一塁走者が二塁へ進塁し、二死ながら二・三塁となり、5番・小島あみの死球で満塁。6番・吉松梨乃にもセンターフェンス際まで運ばれたものの、これはセンター・大工谷真波が最後はフェンスにぶつかりながらもしっかりと捕球し、ピンチを脱出。初回いきなり満塁のピンチを背負ったものの、何とか無失点の滑り出しを見せた。

 ブライトペガサスの先発はカーリー・フーバー。こちらも110km/h台後半、120km/hに迫る快速球を連発するものの、一死から2番・内藤実穂にライト前に運ばれ、これをライト・釼持祐衣が前進してノーバウンドで捕球を試みるか、確実にワンバウンドで処理するか、一瞬躊躇したことで中途半端で一番難しいバウンドとなり、これを後逸。打った内藤実穂が一気に三塁まで進んだ。3番・市口侑果は空振り三振に倒れ、二死三塁となったものの、4番・森さやかがレフト前にタイムリー! 前日(5月8日/土)の戸田中央総合病院 メディックス戦から「4番」に起用されている「打撃の職人」が、ベンチの期待に応え、先制タイムリーを放った。

 1点を先制されたブライトペガサスは4回表、一死から6番・吉松梨乃、7番・釼持祐衣の連打で一・二塁とし、二死後、代打・メーガン・グッドの死球で満塁。ここで1番・洲鎌夏子が二遊間をしぶとく破るタイムリーを放ち、二者が還り、逆転。2-1と試合をひっくり返した。

(※1点を追うブライトペガサスは4回表、二死満塁から洲鎌夏子が逆転のタイムリーを放つ!)

 2-1と逆に1点をリードしたブライトペガサスは6回表にも、4回途中からリリーフしていたBEE QUEENの「帰ってきたエース」上野由岐子から6番・吉松梨乃がレフトスタンドへ運ぶソロホームラン! 打った瞬間は「レフトフライか」と思われたが……高く舞い上がった打球が折からの強風にも煽られ、打球はそのままフェンスを越え、「世界のエース」から貴重な追加点を奪う「一発」となり、2点差にリードを広げ、勝負を決めたかに見えた。

 2点差とされたBEE QUEENはその裏、この回先頭の7番・我妻悠香がフルカウントまで粘って四球で出塁すると、8番・工藤環奈の一・二塁間を襲う痛烈な当たりをファースト・白石望美がダイビングキャッチ。捕球した白石望美、打った工藤環奈がともに一塁へヘッドスライディングで滑り込むような形となったが、この「競走」は白石望美に軍配が上がり、一塁アウト。一死二塁となった後、9番・藤本麗が二遊間を破る安打を放ち、一・三塁。続く1番・山本優も二遊間を抜けようかという安打性の当たりを放ったが、これもショート・吉田彩夏が身を挺して打球を止め、二塁フォースアウト。三塁走者が還り、1点は返されたものの、好守の連発で二死までこぎつけ、リードを保ったまま、このイニングを終えるかに見えた。しかし……2番・内藤実穂が右中間への安打を放ってつなぎ、一塁走者・山本優が一気に三塁へ進塁。さらに相手守備陣の内・外野の連係の一瞬の隙を見逃さず、山本優らしい「野性の勘」ともいうべき嗅覚で本塁を陥れ、3-3の同点に追いついた。

 こうなると試合は完全に「王者」BEE QUEENのペース。7回表のブライトペガサスの1番から始まる好打順の攻撃を「エース」上野由岐子が、ショートゴロ、連続三振の三者凡退に斬って取り、「サヨナラ」お膳立てを整えると、その裏、一死から6番・大工谷真波がレフトスタンドへ運ぶ「サヨナラ」ホームラン! 地元・高崎「名物」の強い風も後押ししたか、打球はフェンスギリギリを越えていき「死闘」に終止符。BEE QUEENが4-3で競り勝ち、通算成績8勝3敗とし、「単独首位」で前半戦を折り返した。

(※3-3の同点で迎えた最終回、BEE QUEENは大工谷真波がサヨナラホームランを放ち、死闘に終止符!)

 敗れたブライトペガサスは7勝4敗で前半戦を終了。「王者」を相手に勝機十分の試合を演じたが……一瞬の隙から同点に追いつかれ、最後は「運」にも見放されたか、高崎の「強風」に乗った打球が無情にもフェンスを越えていき、サヨナラ負け。「単独首位」での前半戦折り返しはならず、5チームが並ぶ大混戦の「同率2位」グループに飲み込まれる形となってしまった。

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