1部リーグ 第10節 2020年10月25日(日)SGホールディングス VS シオノギ製薬
SGホールディングス
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | R | ||
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シオノギ | |||||||||||||||
SGH |
2020年10月25日(日) 10:30 福井フェニックススタジアム
シオノギ製薬
RESULT | REPORT | |||||||||||||||
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《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打 | 雨のため、中止・順延を余儀なくされた「第53回日本女子ソフトボールリーグ」1部第10節福井大会は、初日(10月24日/土)に予定されていた試合を予備日(10月26日/月)に順延。第2日第1試合は、雨天順延の影響で他会場のチームと消化試合数に差異が生じたため、2勝7敗で「暫定」11位、「1部残留」のためには、残り2試合で「勝利」が必要なSGホールディングス ギャラクシースターズと、通算成績3勝6敗、「暫定」ながら「同率9位」のシオノギ製薬 ポポンギャルズが対戦した。 新型コロナウイルスの影響で前半戦が中止となったこともあり、例年のシーズンの半分の試合数(各チーム2回総当たり22試合→後半戦のみの11試合に短縮された)となってしまったため、試合前に先攻・後攻をコイントスで決定(例年は2回総当たりのため、先攻・後攻を入れ替える形で2回対戦していた)。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、この試合も「リモートマッチ」(無観客試合)で行われ、ポポンギャルズの先攻で試合が開始された。 ギャラクシースターズは「現役オーストラリア代表」の左腕・カーヤ・パーナビー、ポポンギャルズは「右のエース」吉井朝香が先発。両投手が一歩も譲らぬ投げ合いを演じ、両チーム無得点のまま、試合が進行。5回に試合が動いた。 ポポンギャルズは5回表、一死から7番・神藤美樹が四球を選び、出塁。8番・亀井愛梨が1ストライクからの2球目を強振。左中間を切り裂くタイムリーツーベースを放ち、一塁走者が一気に生還。試合の均衡を破り、ポポンギャルズが先手を取った。 ギャラクシースターズもその裏、すぐに反撃。この回先頭の7番・中村光里がレフト前ヒットを放ち、出塁。犠打、四球で一死一・二塁とし、1番・山科真里奈のライトファウルフライの間に二塁走者がタッチアップから三塁へ進塁。二死ながら一・三塁とし、2番・田中瑠莉が三遊間をしぶとく破るタイムリー。三塁走者を迎え入れ、ギャラクシースターズが1-1の同点に追いついた。 (※1点を追うギャラクシースターズは5回裏、田中瑠莉のタイムリーで同点に追いつく!) 1-1の同点のまま、試合は延長タイブレークに突入。8回表、ポポンギャルズは犠打で走者を三塁へ進め、1番・谷本奈々がセンターへ犠牲フライを打ち上げ、三塁走者が生還。1点を勝ち越した。 (※ポポンギャルズは延長8回表、谷本奈々の犠牲フライで2-1と勝ち越し!) 1点を勝ち越したポポンギャルズはその裏、力投を続ける先発・吉井朝香がギャラクシースターズの必死の反撃を無失点で抑え、2-1で逃げ切り、通算成績を4勝6敗とし、「暫定」ながら「同率8位」に順位を上げた。 敗れたギャラクシースターズは2勝8敗。この後、草津大会第2試合で日本精工 Brave Beariesが敗れ、2勝9敗で全日程を終えたが、ギャラクシースターズはその日本精工 Brave Beariesとの「直接対決」に敗れている。「同率」ではなく、「勝ち星」「勝率」で上回るしか「1部残留」の道はなく、最終戦の「勝利」が「絶対条件」となる。 |