1部リーグ 第8節 2020年10月12日(月)日立 VS トヨタ自動車
日立
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | R | ||
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トヨタ | |||||||||||||||
日立 |
2020年10月12日(月) 13:00 サーティーフォー保土ケ谷球場
トヨタ自動車
RESULT | REPORT | |||||||||||||||
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《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打 | 「第53回日本女子ソフトボールリーグ」1部第8節横浜大会は、初日(10月10日/土)に予定されていた試合が台風14号の影響で中止・順延。予備日(10月12日/月)に「リモートマッチ」(無観客試合)で2試合が行われ、第2試合に「ホーム開催」の日立サンディーバが登場。前日(10月11日/日)の日本精工 Brave Bearies戦に2点を先制されながら逆転勝ち。5-2で快勝し、連敗を「4」で止め、2勝4敗で「単独最下位」から「同率8位」に順位を上げた日立 サンディーバと、ここまで5勝1敗で「単独首位」、コロナ禍で来日が遅れていた「絶対的エース」モニカ・アボットがようやくチームに合流。「役者」が揃い、2年ぶりの「王座奪還」へ向け、「万全」の体制が整ったトヨタ自動車 レッドテリアーズが対戦した。 この試合も先攻・後攻をコイントスで決定。レッドテリアーズの先攻で試合が開始され、サンディーバ・先発の小薗美希の立ち上がりを攻め、一死から2番・鈴木鮎美が四球を選び、出塁。3番・堤加菜子のレフト前ヒットで一・二塁とチャンスを広げ、4番・古澤春菜がレフトスタンドへ運ぶ先制のスリーランホームラン! 「頼れるキャプテン」の一発でいきなり3点を先制し、試合の主導権を握った。 (※先攻のレッドテリアーズは初回、古澤春菜のスリーランで3点を先取) この「一発」で勢いづいたレッドテリアーズは続く2回表にも、二死走者なしから9番・渥美万奈が四球で出塁すると、1番・石川恭子、2番・鈴木鮎美の長短打で1点を追加。サンディーバの先発・小薗美希をKOすると、代わった左腕・近藤光は制球が定まらず、3連続四球で押し出し。さらに6番・山本絵梨奈に満塁の走者を一掃する左中間二塁打を浴び、この回6失点。9-0とリードを広げられ、序盤で試合は決まってしまった。 一方、サンディーバはレッドテリアーズの先発・後藤希友に3回まで無得点に抑えられていたが、4回裏、この回から代わった江渡祐希をとらえ、5番・山口みどりの左越二塁打、6番・清原奈侑のレフト前ヒットで無死一・三塁とし、一死後、8番・奥田茉優希、代打・唐牛彩名の長短打で2点を返した。 しかし、5回以降は再出場・再登板した後藤希友、「絶対的エース」モニカ・アボットにつなぐレッドテリアーズの投手リレーの前に追加点を奪えず、大差で完敗。「ホーム」での「連勝」はならず、通算成績2勝5敗、5チーム並びの「同率8位」ではあるものの、「テールエンド」の状態で「2部リーグ降格」の危機的状況から抜け出せずにいる。 勝ったレッドテリアーズは今節も連勝。6勝1敗と星を伸ばし、「単独首位」を快走している。相変わらず打線が好調、「絶対的エース」モニカ・アボットがコロナ禍で来日できなかった状況でも、チーム一丸「打ち勝つ」スタイルで勝ち星を順調に積み重ねている。 |