1部リーグ 第7節 2020年09月27日(日)日立 VS 伊予銀行
日立
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | R | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
伊予銀行 | |||||||||||||||
日立 |
2020年09月27日(日) 10:30 刈谷球場
伊予銀行
RESULT | REPORT | |||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打 | 「第53回日本女子ソフトボールリーグ」1部第7節刈谷大会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、「リモートマッチ」(無観客試合)で行われ、第2日第1試合はともに開幕戦では「快勝」しながら、その後、元気なく3連敗。1勝3敗で並ぶ伊予銀行 VERTZと日立 サンディーバが対戦した。 今シーズンは前半戦が中止となってしまい、例年のシーズンの半分の試合数(各チーム2回総当たり22試合→後半戦のみの11試合に短縮)となったため、試合前に先攻・後攻をコイントスで決定(例年は2回総当たりのため、先攻・後攻を入れ替える形で2回対戦していた)され、VERTZの先攻で試合が開始された。 サンディーバは左腕・近藤光、VERTZは「期待のルーキー」黒木美紀が先発。試合が動いたのは3回表、この回先頭の1番・飯田瑞稀がレフト前ヒットを放ち、出塁すると、次打者が手堅く送り、得点圏に走者を進め、二死後、4番・樋口菜美がライトスタンドへ先制のツーランホームラン! 高めのボール球を強引に力いっぱい引っ叩き、「力」で運ぶ豪快な一発。貴重な先取点をチームにもたらした。 (VERTZは3回表、「主砲」樋口菜美の豪快な一発で2点を先制!) 守っては、「期待のルーキー」黒木美紀が好投。3回まで一人の走者も許さぬパーフェクトピッチング。4回裏、四球で初めての走者を出し、「打のレジェンド」4番・山田恵里に初安打を許す等、二死満塁のピンチを招いたものの、落ち着いて後続を断ち、この試合「唯一」のピンチを脱すると、5回以降もサンディーバ打線に得点を許さず、被安打2の完封。嬉しい「日本リーグ初勝利」を挙げ、チームの連敗も「3」でストップ。通算成績を2勝3敗とした。 敗れたサンディーバは開幕戦で勝利を挙げた後は4連敗。1勝4敗で最下位に転落してしまった。前節(第6節)まで打撃ランキングトップを走り、本塁打王争いでもトップに並んでいた「新戦力」アビー・チークが今節はノーヒット。対戦チームが徹底マークの「包囲網」を敷きはじめ、ここからが「真価」が問われるところか。 緊急補強したはずのケイラニ・リケッツの来日、チーム合流がコロナ禍でままならず、打線もチーム打率1割台と苦しい状況が続いている。何とかこの「苦境」を脱するキッカケがほしいところだが……。 |