1部リーグ 決勝トーナメント 20181117日()豊田自動織機 VS 太陽誘電

RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【太陽誘電】尾崎望良
敗戦投手【豊田織機】ケイラニ・リケッツ
打撃成績 【太陽誘電】《二》藤田倭
【豊田織機】 
バッテリー
太陽誘電藤田倭、○尾崎望良、藤田倭、尾崎望良、藤田倭、尾崎望良、藤田倭、尾崎望良、藤田倭、尾崎望良-青木千春
豊田織機海部栞菜、●ケイラニ・リケッツ-永溝早紀

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打

 「日本一」の座を決める「第51回日本女子ソフトボールリーグ」1部決勝トーナメント・第1日第2試合は、13勝9敗でリーグ戦3位、2007年以来となる「王座返り咲き」をめざす豊田自動織機 シャイニングベガと、12勝10敗でリーグ戦4位、2年連続の準優勝、今年こそは「優勝」をと、1993年以来の日本リーグ制覇、決勝トーナメント制が導入されてからは「初」となる栄冠奪取に執念を燃やす太陽誘電 ソルフィーユが対戦した。
 
 シャイニングベガが試合開始と同時にFP・海部栞菜のピッチャーの守備をDP・ケイラニ・リケッツが兼務し、「実質的な先発投手」となってソルフィーユの初回の攻撃を封じれば、その裏、ソルフィーユもピッチャー・藤田倭の守備をDP・尾崎望良が兼務。藤田倭がOPO(打撃専門選手)となり、尾崎望良を「実質的な先発投手」として、無失点の滑り出しを見せた。
 
 ソルフィーユは2回表、そのOPO(打撃専門選手)となった4番・藤田倭が三遊間深くに高いバウンドで転がすと、この打球をショート・高坂香月がはじき、そのままレフトへ抜ける安打となり、出塁。続く5番・大塚枝里香が送りバント失敗でツーストライクと追い込まれた後、ファーストの頭上を高いバウンドで越えていく安打を放ち、無死一・二塁。6番・尾崎望良のサードゴロの間に走者がそれぞれ進塁し、二・三塁となった後、7番・丸本里佳の初球にヒットエンドランを敢行。これが見事に決まり、三塁走者が生還。ソルフィーユが1点を先制した。

(※ソルフィーユは2回表、一死二・三塁から丸本里佳がヒットエンドランを決め、先取点を挙げる!)

 ソルフィーユは4回表にも、4番・藤田倭の四球からチャンスをつかみ、5番・大塚枝里香のセンター前ヒットで無死一・二塁。次打者のショートゴロで一塁走者が二塁フォースアウトとなり、一死一・三塁となった後、一塁走者がすかさず盗塁。二・三塁とチャンスを広げたが、7番・丸本里佳のピッチャーゴロで三塁走者が飛び出し、三・本間に挟まれ、タッチアウト。走者は二・三塁に残ったものの、二死となり、チャンスを逃したかに見えたが、代打・佐藤みなみの死球で満塁とし、9番・中溝優生が押し出しの四球を選び、1点を追加。貴重な追加点を挙げ、2点差にリードを広げた。

 2点を追うシャイニングベガは5回裏、二死走者なしから1番・高坂香月に四球を選び、出塁。ソルフィーユは「実質的な先発投手」として好投してきた左腕・尾崎望良に代え、OPO(打撃専門選手)となっていた藤田倭をピッチャーに戻し、登板させてきたが、自らのエラーで一・二塁とピンチを広げてしまう。ここで再び藤田倭をOPO(打撃専門選手)に戻し、DP・尾崎望良がピッチャーの守備を兼務。左打ちの3番・佐藤光紗に「左対左」でぶつけてきたが、当たり損ねの小飛球がショートの前に落ち、幸運な内野安打。満塁となり、右打ちの4番・洲鎌夏子を打席に迎えると、右投げの藤田倭が再び登板。しかし、その洲鎌夏子に押し出しの四球を与えてしまい、1点差に詰め寄られると、左打ちの5番・中森菜摘には左腕・尾崎望良をぶつけ、「左右の二枚看板」「Wエンジン」をフル回転させる小刻みな継投策で必死に防戦。二死満塁の「一打逆転」の場面で中森菜摘が一・二塁間を抜けるか……というヒット性の当たりを放ったがセカンド・丸本里佳がダイビングキャッチ。素早く一塁に送球し、間一髪アウトにするスーパープレーで絶体絶命のピンチを1失点で切り抜けた。

 シャイニングベガは最終回、この回先頭の9番・永溝早紀がセンター前にはじき返すヒットで出塁。1番・高坂香月がセカンド内野安打でつなぎ、無死一・二塁と攻め立てると、右打ちの2番・カースティ・メリットを打席に迎え、ソルフィーユベンチは5回裏と同じパターンの小刻みな継投策を展開。藤田倭がカースティ・メリットをキャッチャーファウルフライに打ち取り、一死。左打ちの3番・佐藤光紗を迎えると、左腕・尾崎望良にスイッチし、佐藤光紗を三振に打ち取り、二死。右打ちの4番・洲鎌夏子のところでは右投げの藤田倭が再び登板。しかし、洲鎌夏子がしぶとく三塁強襲の内野安打でつなぎ、二死ながら満塁と攻め立て、「一打逆転サヨナラ」の場面を作ると、今度は左腕・尾崎望良にスイッチ。左打ちの5番・中森菜摘に「左対左」で勝負に出ると、ツーストライクと追い込んだものの、中森菜摘の放った打球は快音を残してレフト頭上へ……。一瞬、「逆転サヨナラか!?」とスタンドが湧いたが、レフト・川村莉沙が懸命に背走し、ナイスキャッチ。「左右の二枚看板」「Wエンジン」を駆使した「一人一殺」の継投策とそれを好守で支えたソルフィーユが1点差で逃げ切り、試合終了。「負けたら終わり」のサドンデス、熾烈なサバイバルゲームに生き残った。

(※シャイニングベガも最後まで粘りを見せたが……ソルフィーユの継投策と好守に屈し、試合終了)
 
 勝ったソルフィーユは、明日(11月18日/日)の3位決定戦へ駒を進め、「連覇」を狙うビックカメラ高崎 BEE QUEENが待ち受ける「決勝戦」への「挑戦権」をかけ、トヨタ自動車 レッドテリアーズと対戦することになった。
 
 敗れたシャイニングベガは4位が確定。2年連続で決勝トーナメント進出を果たしたものの、昨年に続き、初戦敗退。4位でシーズンを終えることになった。

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