1部リーグ 第1節 20180429日()豊田自動織機 VS SGホールディングス

RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【豊田織機】ケイラニ・リケッツ
敗戦投手【SGH】カーヤ・パーナビー
打撃成績 【SGH】 
【豊田織機】 
バッテリー
SGH●カーヤ・パーナビー-山科真里奈
豊田織機海部栞菜、○ケイラニ・リケッツ-永溝早紀

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打

 「第51回日本女子ソフトボールリーグ」1部第1節愛媛大会・第2日第1試合は、開幕節でトヨタ自動車 レッドテリアーズに完封負け。前日の日立 サンディーバ戦を1-4で落とし、「開幕連敗」の苦しいスタートとなった豊田自動織機 シャイニングベガと、開幕節の戸田中央総合病院 Medics戦を2-1で競り勝ち、前日の伊予銀行 VERTZ戦に先発・加藤あずさの好投と「主砲」山科真里奈の「値千金」の一発で2-0の完封勝利を収め、「開幕連勝」で意気上がるSGホールディングス ギャラクシースターズの対照的なスタートとなった両チームが対戦した。

 シャイニングベガは初回の守りにつくと、試合開始と同時にFP・海部栞菜のピッチャーの守備をDP・ケイラニ・リケッツが兼務。「実質的な先発投手」となった。ケイラニ・リケッツは一死から連続四球を与え、二死後、5番・増野瑠奈に三遊間を破られ、満塁とされたものの、6番・田中瑠莉を三振に打ち取り、立ち上がりのピンチを脱出。初回のピンチを切り抜けた。

 一方、ギャラクシースターズは「エース」カーヤ・パーナビーが先発。「必勝」を期して登板したが、先頭打者は打ち取ったものの、内野安打、連続四球で満塁のピンチを背負い、5番・中森菜摘にヒットエンドランを決められ、三塁走者が生還。「大事な試合」の先取点を許してしまった。
 
 1点をリードしたシャイニングベガは3回表にも、この回先頭の2番・村上ほのかがキャッチャー前の内野安打で出塁。次打者の内野ゴロの間に二塁へ進み、4番・洲鎌夏子が二遊間を破るタイムリー。二塁走者が還り、貴重な追加点を挙げた。

(※3回裏、シャイニングベガは洲鎌夏子のタイムリーで2点目)
 
 シャイニングベガは、相手打線の「核」であるステーシー・ポーターを徹底マーク。1打席目は四球で歩かせ、2打席目、3打席目は厳しい「内角攻め」で2打席連続の死球と勝負を避けることで、ギャラクシースターズの「得点源」を封じる作戦に出た。ステーシー・ポーターを四死球で出塁させるリスクは覚悟の上で、その前後の打者をキッチリと抑えることで得点を許さず、終わってみれば、「剛腕」ケイラニ・リケッツが被安打3・奪三振7の力投でギャラクシースターズ打線に最後まで得点を許さず完封勝ち。今シーズン初勝利を挙げるとともに、昨シーズン、最後まで「決勝トーナメント進出」を争った「ライバル」との「直接対決」をモノにし、開幕3連敗を免れ、早くも上位争いから脱落しかねない「危機的状況」をひとまず回避した。
 
 敗れたSGホールディングス ギャラクシースターズは今シーズン初黒星。開幕3連勝を逃した。今後、上位を争うと見られるシャイニングベガを「直接対決」で叩くことができれば、大きなアドバンテージを得ることができていたのだが……。
 それでも、この試合に「エース」カーヤ・パーナビーを投入し、「上位争いのライバル」を叩きにきた、その「姿勢」と「意気込み」には拍手を贈りたい。
 これまで「1部リーグ残留が目標」とばかりに、上位チームに「エース」をぶつけることを避け、下位チーム相手に登板させ、確実に勝利を挙げることに終始していた「チーム方針」を考えれば、「決勝トーナメント進出」を狙う「本気度」が感じられる選手起用だった。
 この日、岐阜大会で太陽誘電 ソルフィーユを破った戸田中央総合病院 Medicsも、この試合に「エース」をぶつけ、見事勝利を収めた。結果こそ明暗が分かれてしまったが、全チームがこういった「志」「心意気」を持って戦ってこそ、リーグが盛り上がり、競技レベルも上がるはずである。自ら上位争いの「ライバル」に勝利しなければ決勝トーナメントへの道は拓けない。当然といえば当然過ぎる「事実」だが……どうかこの姿勢を最後まで貫いてほしい。そうなれば、リーグがもっともっと盛り上がり、面白いものになるはずである。

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