1部リーグ 決勝トーナメント 20161126日()トヨタ自動車 VS 太陽誘電

RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【トヨタ】モニカ・アボット
敗戦投手【太陽誘電】藤田倭
打撃成績 【太陽誘電】 
【トヨタ】《本》山崎早紀、峰幸代《二》長崎望未
バッテリー
太陽誘電●藤田倭、尾崎望良-佐藤みなみ
トヨタ○モニカ・アボット-峰幸代

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打




 「第49回日本女子ソフトボールリーグ」1部決勝トーナメント第1日・第1試合は、19勝3敗でリーグ戦1位のトヨタ自動車 レッドテリアーズと、7年間続いていたトヨタ自動車 レッドテリアーズとビックカメラ高崎 BEE QUEENの「2強」の間に割って入り、17勝5敗で2位に食い込み、2年ぶりの決勝トーナメント進出を果たした太陽誘電 ソルフィーユが対戦した。

 レッドテリアーズの先発は「絶対的エース」モニカ・アボット。その立ち上がり、1番・原田のどかを四球で歩かせ、2番・河野美里の送りバントで得点圏に走者を背負ったものの、3番・藤田倭をショートゴロ、4番・佐藤みなみを空振りの三振に斬って取り、無失点の滑り出しを見せた。

 対するソルフィーユの先発は藤田倭。レギュラーシーズンで投げては最多勝、打っては本塁打王・打点王の「二冠」に輝く「驚異の二刀流」に大事な一戦の先発が託された。
 藤田倭は先頭打者・ナターシャ・ワトリーをセカンドゴロ、2番・鈴木鮎美をショートゴロに打ち取り、簡単にツーアウトを取ったものの、3番・長崎望未のレフト線ギリギリにフラフラッと上がったフェアかファウルか微妙な打球が「フェア」と判定され、これが二塁打となってしまい、二死二塁。4番・坂元令奈をツーストライクと追い込みながら四球で歩かせ、一・二塁となった後、5番・渥美万奈がフルカウントからの7球目をセンター前にはじき返し、二塁走者がホームイン。初回からチャンスをしっかりと得点に結びつけ、レッドテリアーズが1点を先制した。

 これで勢いづいたレッドテリアーズは3回裏、簡単に二死となった後、6番・山﨑早紀が打った瞬間にホームランとわかる「特大の一発」を左中間最深部に叩き込み、2点目(上段写真:3回裏、レッドテリアーズ・山崎早紀が左中間スタンドへ特大の一発を放つ!)。続く7番・峰幸代にもライナーで左中間スタンドに突き刺す二者連続のホームランが飛び出し、リードを3点差に広げた。

 3点のリードを奪い、完全に試合の流れを支配したレッドテリアーズは、5回裏にも、代わった尾崎望良を攻め、これも二死走者なしから6番・山崎早紀が死球で出塁すると、すかさず盗塁。得点圏に走者を進めると、7番・峰幸代が三遊間を破るタイムリーを放ち、ソツのない攻めで1点を追加。ソルフィーユが誇る「左右の二枚看板」「Wエンジン」を攻略し、4点差にリードを広げた。

 守っては、「絶対的エース」モニカ・アボットがソルフィーユ打線を抑え込み、被安打3・奪三振11の力投で完封。投打の歯車がガッチリと噛み合い、4-0で快勝し、一足先に決勝進出を決め、2年ぶりの「王座奪還」に「王手」をかけた。

 敗れたソルフィーユは、初回、微妙な判定から先取点を奪われ(下段写真:初回、二死からレフト線のギリギリの打球をレフト・原田のどかが懸命に追ったが捕球できず、「フェア」の判定で二塁打に……)。3回裏には、「エース」藤田倭の「悪い癖」が顔を出し、簡単に二死を取り、一瞬気が緩んだわけでもないだろうが、不用意にストライクを取りに行ったボールを狙われ、二者連続のホームラン。二死走者なしのこの場面で気をつけなければいけないのは「ホームラン」だけ。しかも二者連続の被弾では取り返しがつかない。この「一発」で勝負は決してしまったといっても過言ではない。

 ただ、ソルフィーユは、この試合敗れたとはいえ、「2位」で決勝トーナメントに駒を進めたことで、敗者復活戦に回る「アドバンテージ」を有しているため、もう一度「チャンス」がある。そう……まだ「終わり」ではない。そのチャンスを活かすも殺すも自分たち次第であり、この敗戦の悔しさを晴らすチャンスは残されている。



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